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(回答先: グローバルという意味は世界が一つに纏まるということです 投稿者 縄文ビト 日時 2008 年 10 月 04 日 21:18:22)
>縄文ビトさん どうもです。
今一、主張が不明確だなぁ〜、と思えるのですが、どうも、「中国人労働者の受け入れをするべきだ」という意見のようなので、反論しておきます。
まず、最初に
>【グローバルという意味は世界が一つに纏まるということです】
と言うことですが、Kは「今の段階ではグローバル化は危険」と思っています。
それは、インフラ整備が整っている先進国と、整っていない開発途上国には経済力に格差があるからです。
日本のODAには色々と問題もありますが、まず最初に先進諸国が行うべきは「開発途上国のインフラ整備の支援」であるべきで、労働者の受け入れだとは思えません。
>【グローバルということは人々がパスポートもなく自由に行き来することができるとい<うことです。そこには民族感情、民族意識もないただ人間であるという意識があるだけです。】
旅行というような意味合いでの自由な往来と「民族感情を抱いたままでの出稼ぎ」は全く別なものです。
現実的には「経済力の格差がある状態での出稼ぎ」という行為は、出稼ぎをする人の個人財産の形成には役立っても、出身地域のインフラ整備には役立たず、それどころか、その地域に貧富の差を生み出し、地域の経済を歪めるだけでしょう。
また、出稼ぎ人の受け入れ国(=日本)においては、労働者の地位向上運動に多大な被害を生じさせることになるのです。
確か、縄文ビトさんは「他人の労働の私有化」が格差を生み出す諸悪の根源という基本思想をお持ちだと認識していますが、「自分の労働であっても、不当に高価な報酬を得る」とすれば「格差が生まれる」のです。
無論、労働の努力は報われるべきです。生産量が「一個の人」と「二個の人」が同じ給与では逆の意味で「公平ではない」のでしょうが、為替レートの差を付いての「賃金格差を利用しての財産形成」は、あきらかに「卑怯な意味合いを感じられる」のではないでしょうか?
>【現代という時代はまだ人間が未発達の段階だといえます。】
だからこそ、現在は「本当の意味での労働難民」と「国籍変更移住者」は別にして「出稼ぎ労働者」は受け入れるべきではないのではないですか?
もしくは「関税」を掛けて「為替レートによる不公平を吸収する工夫が必要」でしょう。
ハッキリ言いますが、日本で「出稼ぎ労働をしても、自国で働くのと大差ない賃金収入しか期待できないのなら、出稼ぎに来る人は一桁くらい少なくなる」とKは思いますよ。
>【逆に中国を危険視することは日本の軍国主義の復活に手を貸すことになるのではないでしょうか。】
マンガ「嫌中国流」によりますと、中国の人民の多くは「日本のODA(経済援助)」を知らないとのことです。
基本的には「中国という国は、政府への不満を日本に転嫁する」という人民教育を行っているという「政策を実行している国」なのです。
これは、第二次大戦前に日本が「鬼畜欧米」と国民に刷り込み教育を行い。もしも、戦争に負けて、侵略されれば「男はみんな殺され、女はみんな強姦される」というようなイメージを植え付けられたのと同じようなものでしょう。
共産党の一党独裁であり、軍隊も「国」の軍隊ではなく「共産党の軍隊」という国であり、北朝鮮からの脱北者を無慈悲に強制送還し、チベットなどへの侵略行為を行い。
有害物質入りの食料を輸出しているというのが「現在進行形で行われている国」なのです。
Kは、これでも「中国人には親も見捨てて逃げた孤児を育ててくれた恩」も忘れてはならないとも主張していますが、過去の実績よりも「現在進行形の所業」の方を参考にして「付き合うべき」と考えます。
いずれにしても「中国人民を悪人とは思いません」が、中国では情報統制が行われ、政府の都合の良いような「情報操作が行われている国」であるのは、北京オリンピックでも確認されているのですし、南京大虐殺などは「状況的にあり得ない30万人の虐殺を未だに強弁し続けている」という国なのですから、「まともな常識人たる中国人民が育つ」とも思えない状況が見えるわけです。
>【私の見るところでは旧共産圏社会は決して完全なる資本主義社会にはならないということです。そこには人間を追及していくと人間が持つ本来の自由平等の社会に行き着きます。それは現在の資本主義社会ではないということです。】
Kは共産主義にも社会主義にも「良い点は多くあり、それは自由資本主義の良い点と融和させて取り込み、人類人間主義社会というような社会を作り出すべき」と思っています。
具体的に言うと「人が他人の迷惑にならない範囲で自由に生きられ、死する自由すらも許される社会」なのですが、基本的に「企業に労働者の採用時における拒否権の自由が極度に制限されていて、解雇においても適切な説明を行う義務を課し、その一方で労働者には自由な退職する権利を認める。」という社会です。極端に言うと「労働しなければ食えないが、何時でも気が向いた時に自由な職種で好きな期間労働することが出来る。」というような社会です。
企業の権利は「以前に迷惑を受けた労働者への採用拒否権」と「基準3ヶ月を目安とした、職業適性がないと判断される事による解雇権(説明義務ありで、解雇は一ヶ月前予告)」くらいで、基本的には「企業に対しては国が倒産をしないように監視・支援する」というような社会システムが良いのではないか?と思っています。
で、実際の「旧共産圏」は、真逆で「資本主義と共産主義の悪いところを寄せ集めたような社会になっている」と思っています。
縄文ビトさんはどのように考えているのでしょう?