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(回答先: 軍需産業は帝国主義と独立派の両方に武器を売って金儲けをしているのでは? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 7 月 13 日 15:31:04)
>暴力で支配する者に対して暴力で抵抗するという革命のイメージは軍需産業によって生み出されたものだと思っております。
米国が支援する傀儡政権に武器支援を行なう。これが軍産複合体の1つの利益源になっていることは事実ですが、
「暴力で支配する者に対して暴力で抵抗する」ことが軍需産業によって生み出されたイメージ、という点は同意しかねます。
>テロリストは正に軍需産業によって育成されたものでしょう。
ベトコン、サンディニスタ、フレティリンたちが「テロリスト」だという根拠が見いだせません。
あえてテロリストというにふさわしいのは、支配政権側の政府系民兵組織のメンバーたちでしょう。
>殺し合いをしてまで作らなければならない政治体制とは何か?
この点については外部の者から見て分かりにくい面もあるかと思います。
例えば、北アイルランド紛争は信仰するキリスト教がカトリック系かプロテスタント系かで
長年にわたって殺し合いを繰り返してきました。これなどは外部のものから見れば何故それほどまでしなければならないのかと思うでしょう。
この紛争は、社会的な不利益を被ってきた少数派カトリック教徒が、政権を支配する多数派プロテスタント教徒側に
対してイギリス領からの独立をはたすために武力をもって戦いを挑んだものです。
武力衝突にまで発展したのは、社会的差別の問題とイギリスからの独立の問題が関係しているものと理解しています。
多くの戦争に当てはまると思いますが、一方が相手の主張にほとんど譲歩することがなく、それがためにもう一方が武力に頼らざるを得ないという状況が見て取れます。
(日本の戦前の状況はまた別です)
>軍部が力を持っている政治体制がいかなるものであるか我々は数多くの例を見てきたのではありませんか?
>アメリカ帝国主義が軍事支配するから暴力で抵抗しなければならないというのはあまりにも単純なのではないですか?
>私は今や世論の力で革命を起こせる時代だと思っております。
少数派であるがゆえに社会的差別を受けている少数派が「世論の力で革命を起こせる」とは思えません。
>韓国のように牛肉の輸入問題で政権を倒せる時代になったと考えております。
>日本ではガソリンの値上げで政権批判が強まるでしょう。
>武器を取る必要はありません。
私は韓国や日本だけの話しをしているのではありません。
>過去にはやむを得なかったと言わざるを得なかった自衛戦争もあったかも知れません。
>しかし、戦争の根底のカラクリを考えるならばますます正当化される戦争はなくなるでしょう。
>人を殺さなくても世の中をよくする事ができるようになってきたのです。
このことは、戦争の正邪も相対的なものである、ということを意味しているのではありませんか。
民主的で少数派の意見も尊重する健全な政治体制がある国ならば戦争は悪であり、
そのような政治体制が存在しない国であれば戦争も正当化されるでしょう。