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(回答先: オバマ氏はマルチテュードの希望の星となるか。 投稿者 彼岸楼 日時 2008 年 4 月 25 日 06:40:26)
彼岸楼さん
私は年に3回くらいはハワイに行くのですが、オアフ島の住民の半数は日本人の血が入っている特殊な米国です。
オバマ氏は、そこで生まれ育ったので、特殊な米国を経験していて、しかも父親がアフリカ系移民で母国で官僚だったとか、氏自身がインドネシアでも育った等、共和党的白人の世界観とは違った人間が、世界一の強権のトップになることに、非常に期待感を持っています。
テキサスの白人種の基準で世界を見るのではなく、多様性の中で育った人間なら、世界の話し合いもしやすいのではないかと思っています。
実は私は米国で離婚を経験しているのですが、その際の親権の裁判で米国の非米国への不理解と偏見と相当戦ってきました。
ただし米国の裁判と日本の裁判では、米国の裁判の方が、真剣に人の主張を聞いてくれるとも思いましたが。
子供の父親の国である日本を、彼らの不理解で否定され、私の子供が父親の国へ誇りを持てないまま育つことを、父親としては絶対許さないと孤立無援の中、涙をこらえながら主張したのですが、次の回で裁判官自身が、自分の中の日本への無知を自分自身の中で偏見にしていたことを詫びました。嬉しかったです。
ところで私自身は、マルテュードと言う言葉を初めて知ったのですが、この戦いは、人と人ではなく、ひとりひとりの心の中の戦いの結果によるものだと思いました。
アラブ、、、、を考えると、目の前が暗くなります。
欧州系の白人なら、例えば宗教の話をしても、実はもう自分自身でその嘘に気付いている人が多く、「でも生理的にアジア人嫌い」の方が理解でき対処できるのですが、私が以前住んでいたサウジなどでは、国語さえもコーランで教えるので、最終的にアラーに皆殺しにされる側の私の言葉が、理論的に正当でも「嫌い」じゃなく「間違っている」になります。
以前、パキスタンの神学校の教えの中身を少しだけ見せていただいたことがあるのですが、単なる昔を教えているんじゃなく、ちゃんと民衆を救うべく試みが世界史として教えられていて、共産党の失敗、西洋的資本主義の失敗も教えた上(見方が一方的ですが、この掲示板で書かれているような内容も多いです)で、1400年前に実は解答があったと教える。
世界の理不尽を知っている赤色の若者の心を捕らえるの解ります。
原理運動の10万倍、創価学会の100万倍強烈です。
誓った後の転向は、死に値しますので。