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(回答先: Re: 既に機会を逸してしまっているかも知れないのですが。 投稿者 Narongchai 日時 2008 年 4 月 25 日 04:04:27)
Narongchaiさん、こんにちは、レスをありがとうございます。
>私の友人が言うには、オバマは自説だけを押し付けるのではなく、「話し合って決めるしかないじゃないか」と切実に訴えているそうです。「壁にライフルと鹿の頭が掛かっているのが伝統も大事だが、銃で毎日射殺されている人もいる。どちらのアメリカではなく、歩み寄って話し合いで解決しよう。」とかもその一つです。
>この世界は、必ず裏の世界があるのですから、米国の大統領ともなると、裏が必須でもあるでしょうが、私はオバマは、白人以外の世界を知っている人と期待しています。
確かにヒラリー・クリントンとくらべると、自説に固執しているようには見えません。“話し合い”の尊重はブッシュ政権の強権体質を十分意識してのことだと想われます。
銃と聖書で独立運動に秩序と意味を与え建国を勝ちとって来た伝統にオバマ氏がどう対峙し、どのように人々を導いていこうとしているのか、私には推断がつきかねます。断じて非難のつもりはないのですが、氏のキャッチでもある“change”のもつベクトルが具体的に伝わって来ません。少し前の日本で“改革”を掲げて当選した元首相のone phrase politics の類いにならなければよいのですが、そんな懸念を懐いています。
街角のボランティアがオバマ氏の政治活動の原点であることを聞くに及んで、私も好感を持ちましたが、そこから築いた人脈を総動員して米国社会の構造をどのように変えていこうとするのか、今後も注視してゆきたいと思っています。
>この頃のアラブ系のお金を見ていると、資本主義の真髄を知ったようで、なんだ今までの金持ちの我がまま通す社会なんだと一気に勢いづいているようです(笑)
金利はご法度のイスラム社会でも、蓄財と投資ゲームへの参入は問題がないようですね。
>なんだか私は、日本もさることながら、世界が全部がくそったれな方向と、なんとかしようとしている方向に、はっきり分かれてきていると思っています。
おそらく、世界の富裕層は「くそったれな方向」にも「なんとかしようしとている方向」にも関心はないでしょう。しかし、Narongchaiさんの予測にあるようにマルチテュード(A..ネグロ)は限りなく二つに分かれていくのではないでしょうか。無論、その場合には、後者を志向する人達が多数を占めることが世界の未来にとって重要な意味をもつことになるでしょう。
Auf Wiedersehen.