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日本の農業は衰退の一途を辿っている。
食糧の自給自足率は40%を割り込んできているのだが、これは非常に頭の痛い問題である。
最近「農薬入り餃子問題」で中国から輸入される食材が問題になっているが、仮に中国産の食料を使わないとなると、夜の飲み屋の商品はほとんど全滅なのだそうである。
なぜ、中国産の食材が使われるのかというと「安い」からである。
何で安いのかというと「人件費が安い」というのが最大の要因である。
で、日本の農業を発展させるためには「中国製品より安くなる人件費」が必要となるのである。
で、時給の最低ラインを引き上げると「農業の製品コストも上がり、製品は高くなる」
中国との価格差は広がり「売れないので、農業は衰退する」という事になる。
生活物価は下げる必要があるのだが、そのためには「人件費賃金」は下げると言う方向になるのである。
もっとも、そうすると、巨大な累積債務(=赤字国債)を持つ国の税金施策は過去の債務に苦しむという事になる。(分子と分母の関係)
困ったものである。