★阿修羅♪ > 国家破産60 > 181.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 上記の投稿で、×公益 ○交易 に訂正。 需給ギャップの概念がわかっていれば、それでも内需が埋らなかった、とわかるはず 投稿者 ブッダの弟子 日時 2008 年 11 月 26 日 01:03:23)
もともと、サプライサイド政策は、イギリスのような高福祉国が少し政府の力を押さえて市場に活気を取り戻す政策である。
それを勘違いして、日本は導入したのだから、日本はもともと財政策を市場のために
つかい、低福祉国家なのに、さらに低福祉にしたのが問題だった。
アメリカも同じ
そのような国々が、イギリスの回復ぶりを目の当たりにし、勘違いして導入したのだ。
イギリスは、産業の構造改革により経済が強くなった、もちろんバックには社会保障制度があるために、貯蓄を積み上げなくても安心できる背景と、フローを使用できる市場の両方を手に入れた。
それと金融改革を重視し、資本の取り引きを活発化し市場の力と社会保障のバランスをつくることによって、強い経済を手に入れたのだ。
その時、BIS規制の導入も行い、金融業界に明確に市場と国家に線引きをしたが
これは、銀行の儲けが海外からの収益が上昇したからに他ならない。
また、イギリスの銀行の再編を行うこともできたので一石ニ鳥の効果があった。
今回、BIS規制にかからないアメリカのフレディマックとファニーメイが与信を増大させたため問題が大きくなって、BIS規制も意味がなくなった。
そのBIS規制導入時、大蔵省の方針で有価証券の含み益の45%を参入できるようにした。
このとき日本も日本国内の銀行再編を行うべきだったのだ。
その点で
竹中さんは、金融部門では最大の効果を上げたが、小泉政権全体でみるとブッタシのおっしゃるとおり効果は極めて限定的だ。
なぜか、「小さい政府」の位置づけを間違えたからだ、高福祉でもない日本が「市場とのつながりのある、特殊法人・特別会計だけを構造改革と切り捨てた点である」すなわち基本戦略をみず改良にのみ注力したのだから失敗も当然である。
基本戦略が、「リストラクチャリング」ではなく「昔で言う残党狩り(郵政省解体)」になっていた点である。
その点が、小泉政権の最大の失敗だろう。
この勘違いを是正するには、小生は、日本もアメリカも社会保障費を大きくすることが重要だといっている。
もともと、雇用が多すぎる日本の建設業界のリストラクチャリングが重要であり、その点で日本は建設業と銀行の持ち合い株を解消したり、資本の再構築は必要だと言える。
ブッタシもおっしゃる通り、高速や新幹線の生産性を高めるためには、もっと建設業界が洗練されなくてはならない。
その一方で、食の構築も重要だ、日本人はもっと有機食品やフェアトレード食品などの構成を高めるべきである。 価格安くするのもいいがWTOの問題もある。
それよりも、高付加価値食品などの普及を高めるべきだ。
このへんともブッタシと同じだと 思うが(^。^)y-.。o○
日本独自のエネルギー産業構築はいいんだが、OPECの抵抗やエクソンモービルなどの抵抗が強そう ブリティッシュペトロリアムが水素発電所をどこぞに建設中という海外資本を招きいれて、国内資本と競争させれば文句が少なくてすむカモ。
今回、オバマ政権が積極財政を行うのは、不良債権処理(フレディマック・ファニーメイ←金融業界のオオモト)を処理し、GMを処理した後だそのごに、積極財政をおこない、
オバマのいう医療制度改革を実行すれば、アメリカのアンバランスな経済を立て直すだろう。
現にイギリスは
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081118AT2R1800218112008.html
10月の英消費者物価、4.5%上昇
【ロンドン=欧州総局】英政府統計局が18日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.5%上昇した。前月比では0.2%の低下だった。(19:01)
そんなに悪くない。
つまり物価とは経済が正常な状態=紙幣循環が活発ならば徐々に上がっていくわけで
おっしゃる通り、でも不良債権処理なくして積極財政の導入はありえないといっている。