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・正史歴史書に出てこないキリストとは?
http://www.asyura2.com/08/dispute28/msg/137.html
投稿者 Narongchai 日時 2008 年 5 月 13 日 02:54:48: 4aBcXH78umd1Q
D・アイクの分厚い本をくくっていると、〈歴史的人物としてのイエスはいなかった!〉という見出しがあり、この部分だけ読みました。短いので下に抜粋しておきます。
私はこれまで、イエス自体は実在の人物だと思い込んでいましたが、どうも違うようですねー。世の中奥が深いものです。
D・アイクはいわゆる陰謀論者ですが、ヨーロッパ社会に造詣が深いと思われるので、この部分の記述の信憑性は高いのではないかと思います。
(先の投稿で(初期イエスの教えを除く)としたのは、実在の人物だと思っていたのはもちろん、ヨーロッパ人のニューチェの見解を尊重したものでした。また、善意のキリスト教徒を直接とやかく言うつもりもありません)
『竜であり蛇であるわれらが神々(上)』デーヴィッド・アイク/徳間書店‘07年
〈歴史的人物としてのイエスはいなかった!〉
・イエスが何者であれ、「新約聖書」に書かれた以外には、その痕跡や記録は一切見当たらない。「ヘブライ」の歴史家ヨセフスの著作に見られる記述は、聖職者が自分たちの“飯の種”とそれを照らし合わせて失望した結果、後年つけ加えられたものであることは明らかである。40人もの著述家が、「イエス」が生きたと思われる時代にイスラエル(パレスチナ)でさまざまな出来事を記録したことが分かっているが、その中の誰一人としてイエスに言及していない。
フェロンは、イエスの「生涯」の全期間を生きてユダヤ人の歴史を記し、著作にはこの期間全体が含まれている。フィロンは、イエスが処女の母のもとに生まれ、ロバに揺られて誇らかにエルサレムに入り、十字架にかけられた後蘇ったはずの時代に、エルサレムかその近郊に住んでいたのだ。同時期、ヘデロ王は「救い主」を排除するためにすべての子どもを殺したとも言われている。
この恐るべき事態をフィロンは何と言っているか? 何もない。一言も触れていないのだ。これはローマ人の記録でも、同時代のどの著述家の著作でも同じことだ。これについては簡単に説明がつく。こうした出来事は一切起きなかったのだ。なぜなら「イエス」は存在しなかったのだから。p458