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(回答先: Re: 漫画を読んだことはありませんが、文中使用されている首都大学の宮台真司という人は実に面白い人ですね。 投稿者 ヤハウエハのタタリ、祟りじゃ〜!! 日時 2008 年 2 月 20 日 00:59:11)
ヤハウエハのタタリ、祟りじゃ〜!!さん、初めまして。
そのまんま西といいます。宜しくお願い申し上げます。
【文中使用されている首都大学の「宮台真司」という人は実に面白い人ですね。】
自分にとっての「第一印象」は、東大の「小室直樹ゼミ」出身の学者さんで、当初は「小室直樹と似たような論調」だろうと思っていましたが、独自の(一種ユニークな)
理論を後になって知ったものの、「あまりのめりこめない感じ」で今に至っています。
「ネオコン関連」としては、この辺でしょうか?
──────────────────────────────────────
ディズニーランドの秩序(アメリカ流文化的多元主義)
に異を唱えるものは抹殺する
――ネオコン的なものを本質を見極めよう──
──────────────────────────────────────
東京都立大学助教授、宮台真司
http://www.miyadai.com/message/?msg_date=20030902
【その漫画を読んだことはありませんが、宮台という人に通じるものがあるならば、相当面白いように思われますね。「われわれの社会の根底に関わるものであり、単純な世渡り指南の域を超えた個人の生きざまに関するものだ。」】
『日出処の天子』については主に高校生の通学時(電車通学)の時に
よく読んでいました。(関係ないですが『エリア88』もほとんど読みました。)
読者として思うのは、
『権力の予期理論』については、
予期を裏切る偶発性(数学屋のメガネ)
http://blog.livedoor.jp/khideaki/archives/11315248.htmlのなかで
【偶発性によって、本質的に危うくなっている秩序がどうして保たれるかということでは、「偶発性の消去」から「偶発性のやり過ごし」というメカニズムで信頼を保つということを説明している。予期がいつも成立しているなら、それは「偶発性の消去」を示すことになるが、現実にはこれはあり得ないので、消去するのではなくやり過ごす方法を見つけなければならない。】
【このメカニズムを、社交術というものを使って宮台氏は説明する。社交術では、予期の裏切りという偶発性が起こっても、それをやり過ごす工夫がされているというのだ。それは、「他者の予期を踏まえた上で、あえて他者の予期に反する行動を取ること」で偶発性も計算に入れて予期を成立させるというようなメカニズムだ。これなら偶発性が起こった時にもあわてずに、それさえも予期の範囲内だと受け取ることが出来る。つまりやり過ごすことが出来るというわけだ。】
という解説にあるように、厩戸王子や毛人はそれを「超能力」を用いて
成立させていたのだと思います。
一読をお勧めします。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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