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(回答先: 検証Aジェット燃料による火災はそんなに大きかったのか?----を検証する 投稿者 竹中半兵衛 日時 2007 年 10 月 23 日 05:36:47)
>竹中半兵衛さん お久しぶりです。
これはKの考えですが、仮に78階付近の火事は思っていた以上に猛火だったとして、それでも、鉄骨の溶解温度といわれる1500度には達しないはずです。
仮に達したとしても、それは78階より上、おそらくは80階付近でしょう。
まあ、78階付近の温度が1000度程度になっていたとすると。鉄骨の強度は失われ曲がると言う事になるでしょう。
ここで、ブルの断面図を想像してみて下さい。
更に、その断面図を、真ん中で分けて想像してみてください。
中央のコア鉄骨群と外郭の網戸鉄骨に分けて考えて、ビルの半分にすると、中央には数本の鉄骨、外側には一本の鉄骨となります。
当然ながら、数本の鉄骨の方が、崩壊するにしても時間的には後になるはずです。
仮に、WTCのように崩壊が始まっても、おそらくは、70程度から下は、中央部のコア鉄骨が残ると考えられます。(東京タワーのような形状の鉄骨が残るはず)
熱伝導があったとしても、一番、耐性を失うのは火事が起こっている付近ですから、基本的には、その付近で折れ、仮に垂直崩壊するとしても、その付近から、上部に向かって崩壊が始まり、極端に言えば、制御解体の地面が78階付近のような崩壊の後、その下の階が上部の崩壊の圧力を受けて、崩壊するという感じになる気がします。
上部から落ちてくる圧力は一般的には単に支えている圧力の数倍になるのでしょうが、それは、個体としての物体が落ちてくる時です。
WTCの場合、崩壊して「質量を失いながら落下しています。」
全ての質量が、コア鉄骨部に集約されるように落下してくるわけではありませんので、熱によって強度が失われていない鉄骨なら、どこかで支えて、落下してくる質量は「外側にはじき出される」と考えられるでしょう。
これを、考えると、WTCはかなり下の方の階のコア鉄骨が「真っ先に崩壊していた」としか思えません。
支えるべき鉄骨が、逆に「引っ張って崩壊させた」という状況でしょう。