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鈴木節翁さん、返信ありがとう
世の中、貴方のような方ばかりなら、世界もきっと平和ですよ。
いまのイラクの悲惨さもなかったでしょうね。
>ドイツのブラント首相はワルシャワゲットー跡を訪ね、ひれ伏して謝罪した。
>シュレッダー首相も謝罪した。ドイツの過去の反省に終わりはない。
>それの結果、ドイツは野獣国家からゆすられているだろうか?
>その逆だ。真摯な謝罪によって、ドイツは世界から尊敬さえ得ているではないか。
ついでに、もうひとつ貴方が喜びそうなドイツの有名な謝罪を付け加えておきましょう。
1985年の終戦記念日におこなわれたバイツゼッカー大統領の謝罪演説は、世界の
人々を感動させドイツの評判を決定的に高めました。
私も貴方と同様な感情を時期がありました。しかし、ヨーロッパの歴史を学び、ドイツ
の戦後処理「ドイツの謝罪の仕方、ドイツ憲法(基本法)改正、再軍備など」を学んで、
国家間の問題は一筋縄ではいかないことを知りました。
ドイツの謝罪はいずれも、誰もが否定し得ない巨大な「ナチスの異様な残虐さ」に焦
点を当てて「ひれ伏して謝罪」したものであった。
その一方で旧ドイツ国防軍の大虐殺もあった、日本軍そっくりの軍が管理した「従軍
慰安婦」制度もあった。だが、そうした事実は人々の目から隠され、ドイツの政治家たち
は知っていても、忘れたふりをしてきた。謝罪や金銭的な償いも誠意ある対応は行われ
ていない。
つまり、戦後のドイツのトップ政治家たちは、「ヒトラーとナチス」を都合よく「スケープゴ
ート」にして、実は存在した普通のドイツ軍の「罪と責任に触れない」ことで、普通の『ドイ
ツ国民の尊厳』を守ってきたのです。そういう意味では、日本も見習うべき素晴らしい?ド
イツの政治家たちです。それに比べれば、日本の政治家たちは極めて稚拙ですね。
またヨーロッパの長い歴史は、民族間の抗争と戦乱に明け暮れた歴史です。ナチスの
ようなホロコーストは別にしても、普通の戦争はどこかで絶えず繰り返されてきた歴史です。
だから、通常の戦争責任は、お互いに「相身互い」のところがあって、そこまで踏み込めば、
際限なく過去の歴史を遡らざるを得ず、収拾がつかなくなる。
そういうヨーロッパの戦争と抗争の歴史を繰り返さないためにEUができた大きな理由の
ひとつです。
従ってドイツの場合は、旧ナチスのホロコーストについては、「深々とこうべをたれて謝罪」
すれば事足りたのです、周辺国もそれで許してきたのです。
>なんという浅はかな、ケチな考え方だ!・・・”ケチな考え方”でゴメンネ。