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(回答先: ペロシ米下院議長、予告なしにイラク訪問…首相と会談(読売) 投稿者 近藤勇 日時 2007 年 1 月 27 日 11:28:44)
米軍イラク増派を読む 「ゼロファクター」と軍産複合体
http://www.janjan.jp/world/0701/0701258856/1.php
ブッシュ米大統領は23日、一般教書演説でイラクへ2万人増派について議会や国民の理解を求めたが、民主党や国民の反応は極めて冷たいものだった。中間選挙後、支持率回復のため早期撤退をほのめかしていたブッシュがなぜ国民多数の反対を押し切りイラク派兵にこだわるのか、背景にはブッシュを脅かす深刻な事情がある。
まずアメリカ大統領には「ゼロファクター」という不吉なジンクスがある。それは「1桁がゼロの年に選出された大統領は、暗殺や病死などで任期をまっとうできない」というもの。「ゼロファクター」に該当する歴代大統領は、1840年選出の第9代ハリソン大統領に始まり、ケネディ大統領や2000年選出のブッシュ現大統領も含めて9人いる。
狙撃されたが一命をとりとめたレーガン元大統領を唯一の例外として、7人全員が任期途中に死亡している。また、一国の軍事予算が全世界の軍事予算の半分を占めるといわれる米国では、戦争は巨大なビジネスとなっている。ベトナム戦争以後、政府高官と国防総省、軍需産業が「軍産複合体」として深く結びつき戦争を主導してきた。
かつてケネディ元大統領は「軍産複合体」の意向に逆らい、ベトナム撤退を計画したため「軍産複合体」の指令を受けたジョンソン副大統領によって暗殺されたといわれている。現政権でもチェイニー副大統領が「軍産複合体」の目付け役として、ブッシュ大統領を監視。ブッシュ大統領がイラク派兵を強行するのは仕方がないのかもしれない。
(妹尾晶夫)