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(アルジャジーラ)1/23
「米軍とイラク軍はハイファ通りで攻撃作戦を行いました。
ここ数日で二度目のことです。
この地域は三週間ほど前からイラク軍が封鎖している為、
報道陣は入ることができず、攻撃による被害については分かっていません。
地元の住民によると、封鎖が始まって以来、
この地域では水と電気の供給が途絶えています。
支援物資の車輌も地域に入れず、住民達は非常に苦しい状況に置かれています」
(アルジャジーラ)1/28
「イラク国防省のアスカリー報道官は、米軍とイラク軍は
未明からバグダッド市内のハイファ通りでの軍事作戦を続けていると発表。
これに先立ちイスラム聖職者協会は、
今回の軍事作戦は、スンニ派市民の根絶を目指すものだと訴えましたが、
国防省も米軍もこの見方を否定しています。
ハイファ通りでのアメリカの戦争。
これは映画のタイトルではなく、
バグダッド市内で実際に起こっていることです。
イラクでよく見られる漫画のような暴力のワンシーンです。
世界最大の軍隊が狭い通りで戦争を行っているのです。
米兵は様々な機器を用いて通りを見張っています。
通りには犠牲者が横たわっているようです。
間違いに気付くと場所を移動して、再び銃撃を始めるといった具合です。
米軍は今回の作戦を「11のインディアンの斧の一撃」と名付けました。
彼らはこれによりインディアンの根絶の為に戦ってきた
歴史を呼び起こすことに気付かないのでしょうか。
米国防省が発表したこの映像は、
この兵士はイラク兵だというコメントで締め括られています。
素晴らしい働きぶりです。
これはハイファ通り周辺の映像です。
さぞや作戦の成果は素晴らしいものでしょう。
民家が破壊されていますが、死傷者の有無は誰にも分かりません。
何故ならこの地区への立ち入りが禁止されているからです」
ハイファ通りとファドル地区に激しい戦闘 1/25
イスラム法学者教会が声明発表
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/resistance_report_20070124.html#hayfastreet
A stroll down Haifa street...
http://arabwomanblues.blogspot.com/2007/01/stroll-down-haifa-street.html
I filed a complaint but the policeman at the station was unimpressed.
He told me that my only crime is that I was living in
a street of "terrorists."
私は苦言を呈しました。
しかし警察署の警官は感動しませんでした。
彼は私の唯一の罪は私が「テロリスト」の通りに住んでいたことだと言いました。
スカパーの258チャンネルのTBSニュースバードという番組で、
月曜日から金曜日まで毎回30分の番組枠で、
CBSイブニングニュースを放映しています。
私は帯でDVDレコーダーに録画して観ています。
日本語訳付きで放映してくれるので有り難いです。
最近の放映で、録画を残しているものをチェックし直してみると、
ララ・ローガンは
(放映日は日本での放映日)
・1/16:ハイファ通り在住の高名な外科医家族の救出作戦を同行取材
・1/17:大学での爆破事件を取材
・1/19:ドーラ地区での掃討作戦の同行取材
・1/26:ドーラ地区での援助物資の配布
それ以外にもララ・ローガンの取材はほぼ毎回放映されていますが、
録画を消してしまったので詳細は覚えていません。
・IEDを小型ロボットで爆破させるという回もありました。
・ハイファ通りでの戦闘を取材した回もありましたが、
詳細な取材ではないと私には感じられたので消去してしまいました。
Fierce Battle In Central Baghdad
http://www.cbsnews.com/stories/2007/01/24/iraq/main2392738.shtml?CMP=ILC-SearchStories
Helping Lara Logan
http://www.smirkingchimp.com/thread/5051
Battle For Haifa Street
http://www.cbsnews.com/sections/i_video/main500251.shtml?id=2371456n
問題は、上記の映像が、ウェブ上では観ることができるけれども、
放映されなかったということですね。
ただ、この映像も半分くらいは私は観たことがあります。
掃討作戦で、ドアを蹴ったり、銃を構えている映像は観ました。
ただ、イラク兵と思われる遺体の映像と、
クフィーヤを巻いて、顔を隠して話す
スンニ派と思われる男性の映像は私は初めて観ました。
ハイファ通りは、完全に遮断されており、
「報道陣は入ることができない」とアルジャジーラは報道しています。
ララ・ローガンもそう自由にはハイファ通りの取材はできないと思います。
できたとしても、当然、米軍との同行取材です。
しかしハイファ通りに閉じ込められた外科医救出作戦という
かなり危険度の高い作戦には同行取材していますね。
これはまあアメリカにとっては、救出作戦という
少しプラス面の報道ということで、
取材を許可したのではないかと思えます。
しかし、イラク兵の遺体や、
スンニ派武装勢力かもしれないような顔を隠した男性の発言は
アメリカでは放映したくはないということだったのではないでしょうか。