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(回答先: ホロコーストの真のメッセージ〜NHK教育・ETV特集「2006年夏 戦場からの報告 〜レバノン・パレスチナ〜」から・・・ 投稿者 けたぐれ后王 日時 2006 年 12 月 31 日 11:14:30)
ユダヤ人のほとんどがドイツのナチスの生き写し(イスラエルの新しい歴史家)
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-32.html
『偽イスラエル政治神話』
イスラエルの“新しい歴史家たち”[付録]
『ヤルシャライム』紙は一九九五年四月二八日、エルサレムのヘブライ大学でゲルマン研究学科の主任、モシェ・ツィムメルマン教授とインタヴューした。
掲載記事の中の記者の紹介によると、ツィムメルマン教授は、ユダヤ人・第三帝国・ホロコーストなどのドイツ問題の専門家である。彼の歴史分析と、その結果として彼が得た結論は、……このところ、数々の公然たる議論の的となっている。……彼が確立した過去と現在の比較対照を受け入れるのは大変なことである。たとえば彼は、占領地の勤務を志願したユダヤ人の兵士と、親衛隊員の勤務を志願したドイツ人の兵士とを比較したり、ヘブロンのユダヤ人植民者の子供がヒトラー・ユーゲントのように育っていると言明したり、……イスラエルがホロコーストを利用していると告発したりするのである。
●ツィムメルマン……
《ホロコーストの利用に関して私が主催した会議の席上で、私は、その利用が頻繁であり、ホロコーストはイスラエル創設の基本的弁明としてもっともらしく聞こえると指摘した。それが本当なら、われわれは、このシオニズムに対する抜群の貢献について、ヒトラーに感謝しなければならなくなる。……聴衆の一人が『ハアーレツ』紙に、私がヒトラーに感謝しなければならないと言ったという投書をしたが、私は、その反対のことを言ったのだ》
●質問……
『我が闘争』では、ユダヤ人を退治すべき人種として指定している。この本は常に、ユダヤ人退治という意図を発表するためのヒトラーの作戦計画の一つと見なされてきた。
●ツィムメルマン……
《それでは、なぜ彼は、ニュルンベルグ法を制定するのに二年半も待ったか? さらには、彼が、ユダヤ人退治の計画的な意図を抱いていたのだとすれば、なぜ彼は、法律を必要としたのか?
水晶の夜を例題にして考えてみよう。一九二三年の暴動を記念しはじめて以来のヒトラーの課題は、ドイツからポーランド国籍のユダヤ人を追い出すことだった。ヒトラーは演説の中でユダヤ人の殺害について一言も語っていない。しかし、パリでのユダヤ人の若者によるドイツ人外交官暗殺という口実を得たゲッベルスは、それを利用するためにポグロムを組織したのだ》
●質問……
すべてのドイツ人を有罪だと考えるか?
●ツィムメルマン……
《最近の二〇年の研究によると、一九三三年にヒトラーに投票したという以外にナチズムとは関係がない人々は、ドイツを覆っていた無秩序を口実とし、あれほど極端な支配に進むとは思ってもみなかったと語るが、やはり、責任の一端を感じている。しかし、私は、個人の罪を追及しない。……ナチズムは、多数派の人々が最初の段階の恐怖を選択し、あるいは無視し、あるいは協力した場合に陥る状態の見本だ。私は、この現象を研究し、その尺度に基づいて、イスラエルにおける状況を判断している。土地の占領が道義に反するという抗議の声は、まるで聞こえてこない。占領を承認する政党に投票することは、重大な罪悪だと考えられていない。占領地で勤務するために旅立つ志願兵は英雄視されているのだから、この志願兵を具体的に、親衛隊員の勤務を志願したドイツ人の兵士の場合と比較できる》
●質問……
どういう方法によれば、われわれの占領や、われわれの法律をパレスチナ人に強制する行為と、ナチズムが犯した恐怖の数々との比較を確立できるか。
●ツィムメルマン……
《われわれは、これまでのように振舞うのに絶好の“口実”を持っている。しかし、われわれの一人一人の中に怪物が潜んでいて、もしも、われわれが、つねに正当だと主張し続けると、その怪物は巨大化する。……私は、すでに現在、ある現象が日々巨大化の傾向をたどっていると考えている。私の定義によるユダヤ人の人口のほとんどが、ためらうことなく、ドイツのナチスの生き写しになっている。ヘブロンの植民者のユダヤ人の子供を観察してほしい。彼らはヒトラー・ユーゲントと、そっくりそのままだ。彼らは幼少時代から、アラブ人はみんな劣等で、ユダヤ人以外はすべて敵だと教え込まれる。彼らは偏執狂になる。ヒトラー・ユーゲントとまったく同じように、自分たちを最優秀人種だと思い込んでしまう。レヘヴァン・ツェエヴィ(一九九〇年から一九九二年の間、シャミール政権の大臣)は、すべてのパレスチナ人の領土からの追放(“移住”)を主張した。これはナチ党の公式の政策、すなわち、ドイツのユダヤ人すべての追放と、まったく同じだ》
●質問……
あなたは、ヘブロンに住まず、カハネ[極右シオニスト。本訳書九〇頁の訳注1参照]の政党に投票せず、占領地の特殊部隊に志願しないユダヤ人という存在を強調している。
●ツィムメルマン……
《私は、特殊部隊の志願兵と、徴兵制で召集された兵士を区別する。……しかし、そこでもまた、第二次世界大戦の期間のドイツ軍との比較を行なう。……われわれ、つまり、われわれユダヤ人は、この戦争の最中に一〇万人以上のドイツ人の兵士が、人道に反する犯罪に加わることを拒んで処罰されたという事実を、改めて思い起こすべきだ。時には、彼らは、ユダヤ人を殺すことを拒んだがために、処罰されたのだ》
[後略]
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