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(回答先: 山口4区と神奈川11区に注目する(天木直人のブログ) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 1 月 03 日 12:01:53)
http://www.amakiblog.com/archives/2008/01/03/#000650
2008年01月03日
松本健一の平和論
昨日に続き諸君!2月号の記事からブログの読者へ問題提起をさせてもらう。
諸君!2月号の中に、松本健一麗澤大学教授、長谷川三千子埼玉大学教授、今谷明都留文科大学次期学長の三者の鼎談記事があった。三者とも日本の天皇制と昭和天皇を絶賛している。
その事については、私はここでは問題にしない。私がここに引用し、読者とともに考えてみたいのが「天皇の政治責任」に関する松本教授の次の言葉である。
(A級戦犯が靖国神社に合祀された事に不快感を示された冨田メモに言及して)
・・・私はこのメモの信憑性を疑うものではありませんが、この記述をもって「昭和天皇は平和主義者」だったと論じるのは明らかな間違いでしょう。
というのも、君主の「平和」の観念は、戦後左翼や運動家のいう非武装中立的観念とは別物だからです。わかりやすく言うなら、「あいつは敵だ。だから、警戒しつつ手を握っておこう。そうすれば平和が生まれる」というのが、君主のリアリスティックな平和論です。実際、支那事変の際も、「威嚇すると同時に平和論を出せ」(「独白録」)と参謀本部に何度もおっしゃった。
そしてこの松本教授の言葉を引き取って、長谷川教授が次のように続ける
そこで用いられた「平和」のお言葉は、ピースボートのいう「平和」とは意味が違うわけですね。
読者諸兄はこの二人の言葉を聞いてどう思うか。君主の「平和」などというものがあるのだろうか。左翼やピースボートのいう「平和」と、昭和天皇のいう「平和」とは「意味が違う」のだろうか。「威嚇すると同時に平和論を出せ」という昭和天皇の言葉を、我々は一体どう理解すればよいのか。松本教授の言うように、昭和天皇は平和主義者ではなかったということなのか。
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