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栗東市「何で今…」 新駅「起債」上告棄却(中日新聞)
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投稿者 gataro 日時 2007 年 10 月 20 日 08:36:05: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20071020/CK2007102002057656.html

栗東市「何で今…」 新駅「起債」上告棄却
2007年10月20日

 衝撃の知らせが栗東市を揺さぶった。新幹線新駅建設に絡む起債訴訟で、十九日、市の上告を棄却した最高裁。起債に「待った」をかけられ、職員は確認に追われた。「結果は残念。厳しく受け止める」と市議会。新駅周辺の土地区画整理事業の地権者や周辺市は、判決に距離を置く立場を示した。政治的に中止へと進む新駅。財源も追い込まれ、計画の青写真は一気に色を失った。

 「上告棄却」

 午後二時ごろ、弁護士から市総務課に電話で連絡が入った。「何で今なんや」。新駅問題は今が大詰め。県や周辺市とともに是非の結論を下す期限は今月末に迫っている。

 情報が交錯する中、総務課や政策秘書課の職員たちが慌ただしく動き回った。市長室には各課の職員らが出入りを繰り返し、事実確認や棄却への対応に追われた。

 新駅推進を掲げるのは、市だけではない。昨年十月に市の控訴、上告方針を支持する議決をした市議会。三月定例会で、起債を盛り込んだ予算案も可決している。

 野村昌弘議長は責任問題について問われ、「起債は県と相談しながら決めてきたこと。これからどうするか、相談して決めたい」と述べるにとどまった。

 新駅周辺では、建設を前提に土地区画整理事業も始まっている。中止が決まれば、事業に対する県や市の対応が問題となる。

 「財源調達の方法と事業は別。行政に協力してきた地権者に痛みがないようにしてほしいだけ」。事業の地権者らでつくる「新幹線のぞみの会」の中井建夫会長(65)は棄却を冷静に受け止めた。

 建設推進の立場を維持する草津、守山、湖南、甲賀、野洲の周辺五市。しかし、指摘されたのは財源の問題のため、いずれの市長も「コメントは差し控える」「コメントしようがない」「コメントする立場でない」とだけ発表した。

 (新幹線新駅問題取材班)

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【gataro】

最高裁決定ははかったようなタイミングで出た。これで損害賠償をしなければならないのは県ではなく、市当局の側になる。

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