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(回答先: 軍事情報保護で協定締結へ=MD運用の体制整備−日米2プラス2で合意(時事通信) 投稿者 茶々 日時 2007 年 5 月 02 日 09:25:53)
日米機密保全協定締結へ、「核の傘」も再確認
【ワシントン=杉田義文、黒見周平】日米両政府は1日午後(日本時間2日未明)、外務・防衛担当閣僚による日米安保協議委員会(2プラス2)を米国務省で開き、防衛機密保全のための包括的取り決めである「軍事情報一般保全協定」(GSOMIA)の締結で実質的に合意した。
また、ミサイル防衛(MD)システムをはじめ、日米の情報協力を拡大する「行程表」の策定で一致した。MDでは、地対空誘導弾パトリオット・ミサイル(PAC3)配備の大幅前倒しも確認した。
軍事情報一般保全協定は、締結国間の情報交換の円滑化と第三国への軍事機密漏えい防止を目的とし、米国が締結国に対し、米国と同程度の機密保全を求めるものだ。自衛隊と米軍の協力拡大に伴い、米側が2005年以降、日本との締結を求めてきた。文書では具体的な締結時期を明記していないが、政府筋は「事実上の合意」としている。
また、文書は、日本の防衛と地域の安全保障を支えるため、「あらゆる種類の米国の軍事力(核と非核の双方の打撃力と防衛能力を含む)が拡大抑止の中核を形成し、日本の防衛に対する米国の関与を裏付ける」と明記し、「核の傘」の提供を再確認した。昨年10月の北朝鮮による核実験実施を強く意識したものだ。
MD分野では、地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)と、海上配備型のスタンダード・ミサイル3(SM3)の配備前倒しを確認した。
特に、PAC3については「11年3月末まで」としていた16個高射隊への配備時期を「10年初頭まで」に大幅に繰り上げる。
一方、SM3搭載用に改修するイージス護衛艦「こんごう」の配備時期を約3か月前倒しして年内中としたのをはじめ、08年度から10年度まで1年間隔でSM3搭載用に改修される「ちょうかい」「みょうこう」「きりしま」の各イージス護衛艦の配備時期も、それぞれ3か月以上早めてMD網の拡充を加速するとした。
さらに、MDやそれ以外の作戦計画などでの情報共有を広げるため、共有すべき運用情報やデータなどを特定し、具体的な道筋を示す「情報共有ロードマップ(行程表)」の策定を打ち出した。
在日米軍再編では、昨年5月の2プラス2で合意した最終報告に基づき、米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題や在沖縄海兵隊グアム移転などの再編計画を着実に実施していくことを確認した。
一方、日米の共通戦略目標として、日米豪3か国の安全保障協力やインドとの関係強化を明記した。
(2007年5月2日2時2分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070502i101.htm
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