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(回答先: 日米機密保全協定締結へ、「核の傘」も再確認(読売新聞) 投稿者 茶々 日時 2007 年 5 月 02 日 09:28:23)
日米、軍事機密保護へ協定 2プラス2で合意
2007年05月02日02時05分
日米両国の外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)が1日昼(日本時間2日未明)、米国務省で開かれた。昨年10月の北朝鮮の核実験を踏まえ、極東地域における米国の「核抑止力」の有効性を再確認。弾道ミサイル防衛(MD)などで日米一体運用を推進するとともに、軍事情報共有の前提条件となる「軍事情報包括保護協定」(GSOMIA)の締結で合意した。
今回の2プラス2の合意で、日米の情報面での一体化に拍車がかかるとともに、その裏付けとして、日本政府や自民党内に情報管理強化に向けた国内法整備の議論が加速しそうだ。
2プラス2は1年ぶりで、昨年9月の安倍政権発足後は初めて。麻生外相と久間防衛相、米はライス国務長官とゲーツ国防長官が出席。終了後、「同盟の変革」とした共同発表文書を公表する。
共同文書は「新たな安全保障の課題に効果的に対応するため、2国間の情報協力や情報共有を拡大する必要がある」と強調。自衛隊と米軍がMD運用で随時、双方のレーダー情報を共有できるシステム作りを進めることを確認。今後の情報共有に向けたスケジュールを定めた「情報共有ロードマップ(行程表)」の策定で一致した。
一方、文書はこうした情報共有を推し進めるために「秘密を保護するためのメカニズムを強化する」としており、日米はGSOMIAの締結で合意した。MDなどで日米の情報連携が進むことを受け、情報管理体制の強化を目指す狙いがある。
MDをめぐっては、3月に自衛隊に導入された地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の全国配備を予定より1年以上早い10年初めまでに前倒しすることで合意。また、海自のイージス艦4隻に迎撃ミサイルSM3を搭載するための改修作業も早急に進める。
また、文書は国防費が毎年10%以上増加している中国について「軍事分野の透明性を求める」と指摘。インドやオーストラリアとのパートナーシップを強調している。
◇キーワード◇軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア) 米国が軍事秘密の漏洩(ろうえい)防止のために、北大西洋条約機構(NATO)加盟の欧州各国や韓国、イスラエルなどの六十数カ国と結んでいる協定。情報の種類別にアクセスできる人を限定したり、書類、写真、録音、電算情報などの形態ごとに情報の保管方法をルール化したりする。装備品の技術情報のほか、訓練情報、作戦情報などのあらゆる軍事情報が対象になる。
http://www.asahi.com/politics/update/0501/TKY200705010443.html
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