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(回答先: アンポ ふたたび〜かつての闘士座り込み(JANJAN) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 4 月 17 日 21:54:52)
【9条改憲阻止の会公式ホームページ】 http://www.jca.apc.org/kyujokaikensoshi/
2007年4月17日発行 第20号
9条改憲阻止の会
参議院での攻防始まる
16日(月曜)、19日目となったハンスト・座り込みは、朝から雨。寒さも加わって、若干意気消沈?だが、今日の朝から参議院本会議が行われていた。衆院本会議での採決は、明確なる反対派議員が少数ということもあってか、実にたんたんとすすめられた。これだけの重要法案であるのにヤジ1つなく議決された。
しかし14日(土曜)の朝日新聞は、国民投票法案問題についてかなり大きく取り扱い、同時に「社説」でも「廃案出直し」を論じている。良識であろう。
参議院審議は、衆議院のオマケか?
さて16日の参議院本会議。自民党の保岡衆院憲法調査特別委筆頭理事が与党修正案について説明する段において、「ゼロから審議するのではなく、衆院での足りないところを審議してほしい」などと本音が覗いてしまった。この傲慢な発言の意味するところは極めて明瞭で「参議院不要論」につながり、また「衆議院での審議は尽くした」とする政府与党の見解が全くでたらめなものであったことを暴露するものである。野党が怒り、参院自民党の良識ある議員もさすがに黙視出来ず、結局16日開催予定であった「参議院日本国憲法に関する調査特別委員会」も開催に至らず、保岡自身は陳謝し、この発言は議事録からも削除されることとなった。
もちろん我々は、国会での審議に一喜一憂するものではない。しかし、与党の数の論理だけで「何でもできる」わけではないことを図らずも暴露するものであった。同時に安倍(内閣)が、与党の多数を頼んでの「国民投票法案」強硬突破という人気回復のための思いつき的戦略の綻びでもある。事実、衆院強行採決直後の「日テレ」の調査では安倍の人気が少し上がったということになっていたらしいが、結局理念や哲学の無さという点では、小泉以上と言われる安倍内閣の「空疎さ」がまた明らかとなったと思う。こんな内閣のもとで「改憲策動」が行われている。これに悪乗りしようとする一部野党か野党の一部もいる。
われわれ国民とはかなりかけはなれた遠くで、国会審議がおこなわれているのも事実であるが、われわれの「ハンスト・座り込み」も含めての院内外での闘いや問題の発生が、「マスコミの対応」にも若干の変化をもたらし、それがさらに運動や政治に影響をもたらす。生きた政治はこんな風に展開するものである。
事実、無力に見えるかも知れない「ハンスト・座り込み」は、われわれにとってかけがえのない連帯・連携そして戦線の広がりを見せつつある。
「ハンスト・座り込み」は貫徹される。9条改憲阻止の闘いは、始まったばかりで、ジャブの応酬といったところであろう。だがわれわれは決して負けてはいない。 (文責 淵上)
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