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(回答先: 国会前緊急集会に300人結集(9条改憲阻止の会・第17号・4/13) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 4 月 15 日 23:43:28)
2007年4月12日発行 第16号
9条改憲阻止の会
なぜ、いま、我われが
前日京都から上京、夜、ハンストが終わったばっかりの三上氏ら数名の旧友と飲む。
4月10日、10時、議員会館前のハンスト・座り込みの場へ到着、すでに10人ほどの人たちがいる。
M君が、ハチ巻と‘9条改憲阻止’のタスキをくれ、それをつけて議事堂を前に見ながら、自然に座込みに参加。こういう‘闘争’に参加するのは40年ぶりか。
11時に約束していた朝日の向井記者の取材を受ける。3月19日の会館内での、ハンスト開始の記者会見で、私がT社の社長をつい最近までやっていて、その整理もついたのをきっかけに
闘いに参加したとスピーチしたのが、ちょっと変わった経歴だと聞こえたらしい。
9条改憲阻止の会の宣伝にもなるし、大阪で予定している5/3の集会と御堂筋デモも取り上げてくれるというので、小川、蔵田両氏に了解を得(かつ蔵田さんには取材に立ち会ってもらって)て取材に応じた。
その時の取材でも記者から当然、何故(いまさら?)、30年も経て運動をやるのかと問われた。
外的条件ー会社の運営のくびきから離れた等々ーを除くなら、理由は二つである。
一つは腹立たしいことがあまりにも多い。例えば最近では、従軍慰安婦問題(狭義だとか広義だとか云って犯罪を覆い隠す)、あるいは、米や英の本拠地ではそれなりの見直しと、反戦闘争があるのに、日本では、何の反省もなく(あたかも、第2次大戦の終戦とともに戦争賛美から民主主義へ無反省に移行したように)素通りされる現実、或いは経団連や同友会(私も京都で在席していましたが)の、むき出しの資本の論理(藤原正彦は、右なのでしょうが、批判としては舌鋒鋭い)etc.
これらがいわば、2010年改憲ー安保体制(安倍の云う戦後レジュームからの転換)として確立されつつあるという現実に異議を唱えねばならない。
二つは、その時、60年、70年を闘った者としては、かつての学生運動も労働運動もなく、あまりに反体制の無力を感じざるを得ない。
ーもう先が長くない身として、少しでも次につながる運動を、なんとかして残せないか、という思いである。
かつての学生運動の“先駆性理論”ではないが、60年、70年を闘った人々が、先駆性を示さなければならない。
大雑把に言えば、以上のような事が、皆様と共に闘おうという動機でである。
さて、最後に、若干の問題提起、9条改憲阻止の会は小川登さんの提起以来、先に述べた60年安保世代のいわばロートルの“先駆性”の問題提起としては意義を持ち、役割をはたしていると思う。
しかし、一方で、2010年改憲安保体制に対する、2010年闘争へ向けての統一戦線はどうあるべきか、われわれとしてどう構築してゆくのだろうか? (文責 新開純也)
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