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2007年4月13日発行 第17号
9条改憲阻止の会
国会前緊急集会に300人結集
●広がる国会前の9条改憲阻止行動
今日4月11日で9条改憲阻止の会による国会前闘争は17日目、闘争現地は午前10時前から活気に満ちていた。政府与党自民・公明は12日衆院憲法調査特別委員会採決、13日の衆院本会議強行採決をかまえ、本日は理事懇談会が開催される。そしてその理事懇談会開催の時間に合わせるかのように「憲法と人権の日弁連をめざす会」主催による「改憲手続法の成立を阻もう!4.11行動へ」の国会前行動(正午〜)が設定された。行動に賛同し参加するために、9条改憲阻止の会のメンバーも続々結集し、午前中に50名を超えた。隣には反戦共同行動委員会の人々が集まっていた。昨日は9条連とのエール交換があったが、今や国会前での交流は日常的な光景となり連日の行動を盛り上げている。
●緊迫する国会情勢。いまこそ問われる国民の意思表示。国会前闘争への結集を!
正午、12人の弁護士を中心に白たすきをかけた日弁連の人々が並び、約300 人が結集する国会前集会が始まった。まず中本弁護士の挨拶につづき葉山弁護士のもと理事懇に圧力をかけるべく、力を込めたシュプレヒコールがおこなわれた。「改憲手続法の成立を許さないぞ!」「イラク派遣の自衛隊はただちに引き返せ!」…通行する人々、国会見学の中学生、小学生たちの視線が集まる。警官による規制も心なしか低姿勢だ。
つぎに森川弁護士による公聴会公述人として述べた意見の報告…@国民不在の国民投票法、少数の改憲賛成者の票で成立しかねない改憲の仕組み、ACMスポットなど商業メディアを使った情で訴える方法ではなく、国民の声を反映することこそ民主主義等々の発言があった。公述人申し込み者124 人中法案賛成者がわずか2人だったとのことだ。
連帯と闘いのアピールのトップバッターは9条改憲阻止の会の蔵田計成さん。17日目に入ったハンスト・座り込みが予想を超えた結集をみていることを報告、6.15日比谷野音で500 人の呼びかけによる集会をもって闘いの狼煙を上げるとアピールした。つづいて全金本山の1971年以来の一人の労働者の転勤をめぐる解雇攻撃とこれにたいする闘いが、ついに職場復帰を勝ち取り、本山一族の撤退、第二組合の空洞化をまねくまでにいたったとの報告があり、日本山妙法寺石橋さん、とめよう戦争への道 百万人署名運動の西川事務局長、破防法と組織犯罪対策法と闘う共同行動の石橋さんの発言がつづいた。
終わりに9条改憲阻止の会会員でもある葉山弁護士による安倍の戦後レジームからの脱却路線が満州事変の轍を踏む動きの始まりとなっていることへの警戒、改憲手続法が公務員・教員らの運動の制約、反対運動の圧殺や憲法審査会による改憲促進など危険な内容をふくむこと、5.2 までの国会前闘争、6.15集会・デモへの結集の呼びかけがあり、高山弁護士による日弁連弁護士の圧倒的多数が改憲に反対し、とりわけ9条、2項を護る態度であることが報告され、本日6時30分からの集会・デモへの結集がアピールされた。
●9条改憲阻止の会による国会前闘争への参加者は本11日をもって延べ400 名を超えた。
またこの間約15万円のカンパが寄せられた。(K.Sato 記)
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