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沖縄密約訴訟、西山さんの請求を棄却 東京地裁。またまた政府のパシリ裁判所が隠蔽
http://www.asyura2.com/07/senkyo32/msg/610.html
投稿者 戦争犯罪人ブッシュ 日時 2007 年 3 月 27 日 18:00:02: YyUZFCOlU/gHE
 

http://www.asahi.com/national/update/0327/TKY200703270322.html
沖縄密約訴訟、西山さんの請求を棄却 東京地裁
2007年03月27日15時29分
 
沖縄返還交渉に伴う日米間の密約を報じ、国家公務員法違反の罪の共犯で有罪判決が確定した元毎日新聞記者の西山太吉さん(75)が「不当な起訴や外務省高官の偽証で名誉を傷つけられた」として、国に3300万円の損害賠償と謝罪を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。加藤謙一裁判長は、西山さんの起訴(72年)について不法行為から20年で賠償請求権が消滅する「除斥期間」が成立するなどと述べ、請求を棄却した。密約の存在の有無については判断をしなかった。

 「密約は存在しない」などとした外務省高官の発言が名誉棄損にあたるかどうかについて、判決は「(発言は)行政活動に関する一般的なもので原告の社会的評価を低下させない」と述べた。

 西山さんは毎日新聞の元政治部記者。沖縄の返還交渉が日米間で大詰めを迎えていた72年、西山さんが入手した機密電文をもとに密約の存在が国会で問われた。

 電文は外務省の女性事務官が西山氏に渡して社会党(当時)に流れたことがわかり、2人は国家公務員法違反の疑いで逮捕、起訴された。西山さんは一審では無罪だったが、二審で逆転有罪となり、最高裁で刑が確定した。事務官は一審で有罪が確定している。

 西山さんは05年に提訴した。密約を裏付ける米公文書が明るみに出た後も外務省は存在を否定し、名誉を棄損され続けていると主張し、「電文入手は国民の知る権利にこたえるための正当な行為。取材の自由の範囲内で無罪か不起訴にするべきだった」と訴えた。

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