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デーヴィッド・アイク、マトリックスの子供たち(1)
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投稿者 愛久 日時 2004 年 1 月 03 日 15:38:51:TajVyDOmXA31A
デーヴィッド・アイク著、マトリックスの子供たち。序より
あらすじ
数千年前に、すなわち「前・歴史時代」に遡れば、高度に発達した文明が太平洋にあった。それはレムリア、あるいはムーとして知られている。これらの人々とまた別の人たちは、同じようにもう一つの偉大な文化を大西洋の陸地に創設した。それはアトランティスとして知られている。
これらの発達した社会を創造した知識――すなわち世界中の巨大なピラミッドやその他の驚くべき場所のような、素晴らしくて説明不可能な古代の建築物を建築した知識――は星(多くの種類の地球外生命体)から来た。あるものは背が高く金髪碧眼タイプであり、またあるものは爬虫類人のタイプであった(これらの生物の絵画的印象は図版の章を参照してください)。これらはオリオン座、ドラコ座、アンドロメダ星雲、琴座、牛飼い座などの星座からここに来た。そして、プレアデス、シリウス、ベガ、ゼータ・レチクル座、アークツルス、アルデバラン、そして色んな所から、ここに来た。オーストラリアのアボリジニ、アフリカの種族、バビロニア人、そして南アメリカのインディアンは、これらの地球外の場所と古代に関係があったと主張している、それぞれ異なった人々のいくつかに過ぎない。
爬虫類人は背が高くほとんどはヒューマノイドの(人間様)種族であり、蛇のような目と皮膚を持っている。そして、彼らは大きな黒い「目」を持った、古典的な「グレイ」と関連があり、それは「ET」のまさに象徴となっている。しばしば、これらのさまざまな地球外生命体の派閥は、「神々の戦争」の伝説の中で覇権をめぐって戦った。彼らが達成した技術と、空飛ぶ円盤の明らかに奇跡的な芸当によって、これらの技術的に発達した存在は、人類から神々であると信じられた。
ところで、「知的」生命体と爬虫類人の形をしたヒューマノイド、という考えを受け容れることができない人は、コスモロジスト(宇宙科学者)、カール・セーガンの次の言葉を熟考されたい。
「宇宙の原子の組み合わせより以上に、DNA(物質的形態)の組み合わせの可能性は、より多いのだ」ということを。
これを基礎として、地球上だけでも、爬虫類の種族に途方もない多様性が与えられて、もしヒューマノイドや知的変種の爬虫類がいないならば、それはより驚くべき事だろう。
これらの「神々」はお互いに、またより原始的な地球人と異種間交配〈interbred〉した。そして、この結合は尽きることなく、古代の記録に記されている。これらはハイブリッドの人種の種を蒔くために、人の娘たちと異種間交配した神々の息子たち、すなわちネフィリムとして、旧約聖書創世記に記載されている。これらの種族の派閥間で同盟が作られた時、最も重要な異種間交配は両者とも地球外生命体起源である、爬虫類人と金髪碧眼のノルディックとの間のものであった。この結合はアーリア人や、「高貴な」人種―─ナチスの「超人(マスター・レイス)」―─と呼ばれるものを作り出した。これはノルディックと爬虫類人のDNA(肉体的な特徴を決定する遺伝子のコード)の融合である。そして、古代の記録で確認されたので、「知られている」歴史以前の数千年間、支配する王権の地位に居たのは、これらの「王の」血統、すなわち「爬虫類人とノルディックの混血児」であったことが判明した。彼らは自分たちの血統(神々の血統)故に、支配するための「神から授けられた権利」を主張する王と女王であった。エジプトやシュメールやインダスなどの古代の王の一族は、白い肌としばしば青い目を持ち、当時彼らの異種間交配の秘密を知る者たちによって、龍王や蛇王として知られていた。
レムリアは地球を襲った呆然とするような大変動によって破壊された。それは恐らく、一万千五百年から一万二千年前のことであった。アトランティスはその数千年後に同じ運命をたどった。大洪水の世界的な物語はこれに関連している。アトランティスがより巨大な地理学的大変動のまっただ中で終末を迎えた時、この血統と彼らの「神々」はユーフラテス川とチグリス川の間のシュメール―─現在のイラク―─を基地として、紀元前四〇〇〇年頃から、中近東で帝国として再出発した。公認の「歴史」によると、シュメールは人類「文明」の始まりとされているが、実際はそれは単にアトランティスの大変動後の再出発であった。
「地球外生命体と人類」の血統の飼育は継続していた。そして、シュメール、エジプト、バビロン、インダスにおいて、これらのハイブリッド、すなわち「爬虫類人とノルディック」の最も純粋なものを王位や政治権力につける政策が行われた。シュメール帝国が拡大するにつれて、この血統も遙か遠くへ広がった。同様な飼育は世界の他の部位へ、アメリカや中国などへと進展した。しかし、中近東はこれらの地球外生命体の派閥にとって最も重要であった(少なくとも当時は)。これらの派閥は爬虫類人、即ち「蛇の種族」が優勢であった。
数千年以上に亘り、これらの人々は中近東からヨーロッパへと拡大した。そして、シュメールやエジプトやその他の「王族」の血統は、英国、アイルランド、中央ヨーロッパ、特にフランスとドイツの王と貴族の一族となった。どこに行こうと、この「王」の一族は強迫的にお互いに定められた結婚と秘密の交配プログラムを通じて血族結婚をした。我々は今日の支配家系に同じものを見る。彼らの特別な遺伝子コードは、混血の環の外部との混血によって速やかに希釈されるので、彼らは特別な遺伝子コードを永続させようと躍起になっているからだ。古代世界では、秘密結社の組織網やイルミナティの本部の一つは―─それを通じてこれらの血統が人類を操作しているのだが―─バビロンであったし、シュメールの中にあった。
このイルミナティの組織網はそれから、本部をローマへ移動させ、その期間にローマ帝国が出現し、ローマ教会が創設され、キリスト教が制度化された。その本部はローマ帝国が滅ぶと、北部ヨーロッパへと移動した。そして一時期、オランダのアムステルダムを基地とした。これはオランダが帝国をオランダ領東インド会社を通じて建設し始めた、また南アメリカを植民地化した時であった。一六八八年、これらの異種間交配の血統オレンジ公ウィリアムは、オランダから英国に侵略し、一六九四年、ウィリアムV世として英国王位を簒奪した。ウィリアムはメアリー女王と共同して支配し、一六九四年の彼女の死後は単独で支配した。この時から、イルミナティは作戦本部をロンドンへ移動した。それに続いたものは、もちろん「偉大な」そして巨大な大英帝国だ。
この大英帝国と他のヨーロッパ帝国の世界のすべての国々への巨大な拡大は、ネフィリムの異種間交配の血統を各々の大陸へ、今日最も重要な北アメリカを含めて輸出した。これらのヨーロッパの帝国が退却や崩壊し始めた時、特に二十世紀において、南北アメリカ、アフリカ、オーストラリアのような国々は、「独立」を勝ち取ったように見える。しかし、そうではなく、ネフィリムの血統とイルミナティは単に、目に見える支配を、遙かに効率的な目に見えない支配に変えただけのことなのだ。これらの帝国が退却するように見えた時、彼らはそれらの国々に、米国を含めて、それを通じて作戦行動をとるための血統と秘密結社の組織網を残留させた。単一の世界政府、銀行、通貨、軍隊、そして世界的なコンピューターに接続されたマイクロチップを埋め込まれた人々を通じて、この惑星の完全な中央集権化支配のための長い計画、アジェンダの重要な部分として、それ以来彼らは以前の植民地で支配し続けている。これが我々の眼前で始まろうとしている、まさに政治的な構造なのだ。
この世界と我々の生命を今日支配しているこの血統は、レムリア、アトランティス、シュメール、エジプト、バビロン、ローマ帝国、大英帝国とヨーロッパの帝国を支配していた、同じ血統なのだ。彼らは合衆国の大統領、首相、指導的な銀行家と企業家の一族、メディアの所有者、軍隊を支配している者たちである。我々は数千年間、地球外生命体か、地球内生命体の混血児、すなわちネフィリムの同じ異種間交配をしている種族によって、ずっと支配されてきている。そして、我々は今、彼らが展開しているアジェンダの中で、決定的な時に直面しようとしているのだ。
この時代は、我々、人類がこの秘められた独裁主義を終わらせるか、あるいは世界的なファシスト状態の中に非常に近い未来に直面するか、いずれかの時だ。
これが今まで起こってきたことと、起こりつつあることの要約だ。さて、詳細な証拠を考察しよう。
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挑戦
ドン・ファンはカルロス・カスタネダに、次のように言った。
「宇宙の深い所からやって来た、捕食者〈predator〉が、我々の生命の支配権を乗っ取った。人類はその囚人だ。捕食者は我々の王であり、ご主人様である。それは我々を従順で無力にする。もし、我々が異議を申し立てたいと欲すれば、捕食者は我々の抗議を抑圧する。もし、我々が独自に行動しようと欲すれば、捕食者は我々がそうしないように要求する………何ものかが我々を囚人にしていることをほのめかしながら、私はずっとこの間、藪のまわりを叩いてきた。実際に、我々は囚人として、所有されているのだ!
「これは一つの古代メキシコの魔法使いの精力的な真実……彼らは我々を餌とするために捕らえた。我々は彼らの食べ物だから、冷酷に搾られる。彼らは鳥を鳥小屋で飼うように、人を人間小屋で飼う。彼らの食物はいつでも手にはいるというわけだ。」
「いいや、いいや、違う、違う」と、カルロスは答えた。「それは不合理だ、ドン・ファン。あなたが言っていることは、何か奇怪なことだ。それは単純に真実のはずがない。魔法使いにとっても、一般の人にとっても、誰にとっても。」
「なぜ、違う?」、ドン・ファンは穏やかに尋ねた。
「なぜ、違う? それがおまえを激怒させるからか?
…… おまえはまだ、すべての話しを聞き終えていない。私はおまえの分析的な心に訴えたい。しばらく、考えてごらん、そして、人、技術者の知性と、その信念体系の馬鹿さ加減、あるいはその矛盾した振る舞いとの間の矛盾を、どのように説明するのか、私に言ってごらん。魔法使いは、捕食者が信念体系を、善と悪の考え方を、社会的慣行を、我々に与えてきたと信じている。彼らが、我々の希望と期待と、成功か失敗かの夢を設定した者だ。彼らは、我々に強欲と、貪欲と、卑怯とを与えた。我々を自己満足と日課に病的に自己中心的にしたのは、この捕食者だ。」
「しかし、どのようにして、彼らはそれをしたのかね、ドン・ファン?」と、カルロスは尋ねた。更に、(ドン・ファンが)言ったことによって、やや怒ったように言った。
「彼らは我々が眠っている時に、すべて、我々の耳元で囁いたのかね?」
「いいや、彼らはそんな風にはしていない。そんな風にするなら、大バカだ!」と笑いながら、ドン・ファンは言った。
「彼らはそれよりはるかに、より効果的で組織だっている。我々を従順でおとなしく弱く保つために、捕食者は途方もない策略、途方もないものを使う、もちろん、戦略的な策士としての見地からだがね。それに係わった人の見方から見た時の、一つの恐ろしい策略だがね。彼らは、我々に、彼らの心を与えたのだ! 聞いてるかい? 捕食者は我々に彼らの心を与えたのだ。そして、それが我々の心になった。捕食者の心はいびつで、矛盾していて、不機嫌で、いつ何時ばれるかという恐れに充ち満ちているのだ。」
「おまえは今まで飢えたことがなくても、……おまえは食べ物の心配をしている。それは、いつ何時、その策略がばれて、食べ物が否定されるかもしれない、と恐れている捕食者の心配事以上の何ものでもないのだということを、私は知っている。その心を通して ―─結局それは彼らの心なのだが―─侵略者が彼らにとって都合のいいどんなものでも、人類の生命に注入するのだ。そして、彼らはこの方法で、恐怖に対する緩衝剤として、自分たちの安全保証を確実にしたのだ。」
「古代メキシコの魔法使いたちは、(侵略者が)地球に姿を現わすという考えによって、全く簡単に気分が悪くなった。古代メキシコの魔法使いたちは、人は一つのことに関しては、完全な存在であるべきだと論理的に考えた。その一つの事とは、現今では神話的な伝説になっている、途方もない洞察力と、自覚の妙技をもっていることだ。そしてそれから、あらゆるものは消滅しているように見えて、我々は今、沈静された状態の人となっている。私が今言っていることは、我々に対立するものは、一人の単純な侵略者ではないということだ。それは大変スマートで組織化されたものだ。それは、我々を使い物にならないようにする。不思議な存在になるように運命づけられている人間は、もはや不思議な存在ではない。人は並みの細切れ肉に過ぎない。」
「ありふれた、ありきたりの低能な細切れ肉になるために飼育される動物だという夢以上に、人にとっての(悪)夢はないだろう。」
カスタネダ、一九九八年より引用