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(回答先: 最強国家・日本は世界中を脅迫せよ【オルタナティブ通信】 投稿者 たけ(tk) 日時 2007 年 8 月 18 日 11:26:07)
>【軍隊を持たない事を理想として歌った日本国憲法。そして、他国の侵略から自国を守るために自衛隊という軍隊を持っている現実。この2つが矛盾している事は当然である。何ら問題は無い。】
に代表される「論理展開は実に面白い」
>【理想と現実を「合わせる」必要など全く無い。小学生のプロ野球選手等、居るはずがない。「自衛隊という軍隊があるのが現実なのだから、軍隊の無い世界を目指すという理想を掲げた憲法を捨てなさい」こんなバカな事を言う改憲派の政治家と国民は、無知をさらけ出している。「小学生がプロ野球選手でないのはおかしい」と改憲派は主張しているのだ。「おかしい=クレイジー」なのは改憲派である。】
の結論部【「おかしい=クレイジー」なのは改憲派である。】は、ある意味では正しく、拍手を送りたいくらいであるが、残念ながら「土台が腐っている。」
実際の場面では「自衛隊が存在する現実があるから改憲したい」と主張する改憲派などいない。内心ではどのように思っていても、外部に出すのは「自衛隊は合憲である。」という見解であろう。
自衛隊は意見と主張しているのは「護憲派だけ」である。
現実(存在する自衛隊)と理念(国軍を持たないという憲法)は「別の事柄だ」という意見には妥当性もあるだろうが、今、何故改憲か?を問うなら「憲法の理念の方向とは逆の方向に進みたいから」なのである。
拡大解釈で「集団的自衛権」までを誤魔化しても、そこが限界である。
危険の予防措置たる「先制攻撃」を行うためには「改憲」が必須となる。
世界規模での「共謀罪」に協力し、テロに対して予防的先制攻撃をアメリカと共に行うには「憲法という最高法規」は邪魔なのである。
今、違憲状況であっても「理念に向かって進もう」という意識であれば、努力目標である「理念」でも良いのだが、「理念とは逆方向に進む事を決意したなら、理念は最高法規という法になる。」
実際問題として「アメリカから急な要請があった」としたら「憲法違反とか何とか議論している時間的余裕はない」だろう。
「憲法違反と吼える護憲派と議論する時間のロスを前もって取り除くための改憲」なのである。
つまり、視点は面白いが、前提条件が間違っているので、ここまでですねぇ〜