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(回答先: 「小さな政府」とは国土保全、生活不干渉ですよ。自分の食い扶持は自己責任。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 1 月 10 日 22:26:31)
>「税金を払いたくないなら、払わなくても良いが、政府の福祉に期待しないでね」というのが「小さな政府」です。
ここまで徹底してくれるのであれば、まだしも、「税金はガッチリ取るけど、政府の福祉に期待しないでね」
というのが現状であり、それをさらに推し進めようとしている近未来が見て取れます。
こんな、やらずボッタクリの小さな政府には、わたしも反対です。
富の偏在を適切に是正(富の偏在を無くせではありません)する機能を持った、小さな政府を求めているのです。
これを目指すには、所得税減税だけでは不充分であり、何らかの形で、低所得者層に、より多くの現金が回るように
措置する必要があるのです。「○○手当」や「○○給付金」では、審査などに人手がかかるので、その分の
人件費が無駄になるのです。だから、わたしは、「負の所得税」か「ベーシックインカム」が良いと推薦しています。
考えてみれば、公務員を増やすということは、民間人→民間人というカネの流れから、吸い上げられる金額も
増えてしまうということなのです。民間人(高所得者)→民間人(低所得者)へ、なるべくストレートに
渡せば、より多くのお金が、また高所得者層に戻ってきます。貧乏人よりは消費性向の低い公務員に、多くの
お金が回ってしまったら、その分、資金回転効率が落ちてしまうのです。
貧乏人に、より多くのお金を回した方が、金持ちにとっても得だと思いますよ。
貧乏人が消費できなければ、金持ちだって、安定的に金儲け出来ないのですからね。
現に、日本国内では、車が、どんどん売れなくなっています。
外国に売れば良いという考えなのでしょうが、過労死覚悟で働いて作った車が、自分では買えずに、
外人だけが、悠々、乗り回している現実を、我々日本人は、どこまで甘受しなければならないのでしょうか?
公務員は、車が買えるけど、税金を払っている貧乏人が、車を買えない現状は、いつまで続くのでしょうか?
ベーシックインカムは、『生活費の一部を【政府に依存】する』というよりは、
「金持ち」と「貧乏人」双方が得になる”相互依存関係”と言っても良いのではないでしょうか。
くだらない、デッチ上げ仕事を、いっぱい作って、甘い汁を吸っていた、寄生虫官僚だけが、
損をする制度だと思います。