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何気にTVを見ていたら
『みのもんたVS国会議員ずばッとコロシアムW』
というのをやっていて、思わず見入ってしまった。
Kが見たのは8時からくらいであり、前半は見ていないが
「年金の積立金については年金給付以外にはつかわない」という設問に対し、NOと答えたのは自民党議員が、たったひとりだけだった。
この法案は民主党が国会に提出しているものであるが、このような法案を「バカの法案」とKは思っている。
「自分で自分の選択肢を狭め、臨機応変な対応を出来なくする法案」というのは「アホの所為」である。
原則論は「良い」
しかし、法案として「固定化」する「規則」を作ったら「対処方法が無くなる。」のである。
「民間では、積み立てられた年金の中から事務費も計上される。」たった一人の自民党議員は説明したが、残った議員の中では山本一太議員が本音を言った。
「事務費なども含めての議論か分からないので、国民が誤解するので、国民の支持を得るためにはYESしか上げられない」
要は年金財源から事務費などを計上する完全に禁止して、全ての事務費・人件費・システムなどは「すべて税金でまかなうのか?」という問題であるが、「臨機応変性を一切禁止するのは、政治を司る者の資格がない。」
明文化したら「終わり」なのであるが、党利党略のために「政治をし難くして、嫌がらせをするという手法」なのかもしれないが、これ、侵略戦争をするために核を使用して、土地が汚染されたので侵略できなくなったというようなものだろう。
「社会福祉財源のためには消費税UPもやむを得ない」という設問に対しては「与野党は真っ二つに割れた」
現実的に「年収200万円以下の人が増大する社会では、生活必需品にも掛かる消費税を増税するのは許されない。」とKも思うが、民主党の財源は「埋蔵金」だと言う。
簡単に言うと「特別予算」と「独立行政法人」を無くせば「財源はある。」ということであるが、この中には「社会福祉のためにはあった方が良い」というようなものもあるだろうと思う。
「国立病院」を「独立行政法人」にして、医療破壊が起こっている事も考える必要がある。
「消費税増税(=大衆増税)」は駄目だろうが、生活必需品などを非課税にして、贅沢品には累進課税をすると言うタイプの「消費税(旧物品税)」などは検討する必要があるだろう。
Kが前から主張している「相続税」には議論がおよばないとしても、優良企業増税(この場合の優良は「儲け」という意味)くらいには言及があってしかるべきだと思うが「消費税増税は必要ない」の一点張り
仮に、次の衆院選で与党になって「本当に消費税を導入しないのなら、社会保障制度は崩壊する」だろう。
一応、書いておくが、民主党は「郵便局はいらない」と「郵政廃止論(郵政安楽死論)」を唱えた党である。
自己責任の名の下に「社会福祉制度」はいらない。(その代わりに税金も徴収しない)という方向のようである。
最後が、北海道の離島の医療破壊の問題。
現在は「元、医療人事のトップだった人が自ら降格人事の上に単身赴任をして医療を支えている。」という実態を問題提起した。
この人、偉いなんて「言葉で言い表すのが失礼」なくらいに「立派な人」だとおもうが、ここでKは考えた。
「この島の島民は、自分の子供らには都会での生活を許し、好きな人生を歩ませてやりながら、結局は、国に依存して島での生活を続け、最終的には『お人好しな良い人』に犠牲を強いている」のではないか?と
基本的には「島の次世代医療は島の人たちが用意するべき」だったのだろう。
自分たちの子供には「次世代として島を守ってくれ」と教育し、医者が不足しそうな見通しが立った時点で「島の代表を島の支援で、医療の資格所得をさせる」というような「自主性」を持った努力をした上で、足りない部分を「国に依存する」のなら仕方がないのだろうが、自分らの子供には「自由にさせ」、自分たちの自己防衛の努力はしないで最終的には「国に依存する」のでは、常に割を食うのは「正義感のあるお人好し」となる。
この辺も含めて、社会の再構成をするのが「政治の役割」であるが、今日の議論を見て思ったのは「民主党には政権担当能力など無い」という思いである。