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(回答先: 死刑制度の是非について少し 投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 12 月 12 日 21:59:43)
>ダイナモさん どうもです。
今回の意見からではダイナモさんの意見が不明確という部分もあるのですが、この意見は前提条件が間違っていると思います。
>【1つの刑罰は「麻酔なしの片腕切断」。もう1つの刑罰は「死刑」。
私は迷わず麻酔なしの片腕切断を選ぶだろう。】
この部分は「ダイナモさんの主観」なのです。
戦国時代、斬り合いで大怪我を負った者は「かいしゃく」を求めました。
「尊厳死問題」というのもありますが、人は「時には、生よりも死を望む」と言う事はあるのです。
自殺が、毎年3万人を越えているのが象徴的ですが、「人は、死をなにものよりも嫌う」というのは「人によって、状況によって、変化する」という点を考慮する必要があります。
NHKオンラインに【2児殺害 畠山被告に極刑を】という記事が出ています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/12/12/d20071212000139.html
【畠山鈴香被告は去年、長女の彩香さん(当時9歳)と近くに住む米山豪憲君(当時7歳)を相次いで殺害】
【畠山被告のことし10月の日記に「豪憲君を殺害したことは反省しているが、罪悪感を感じない。2人も子どもがいるのに、両親がどうしてあんなに怒っているのかわからない」などと書かれていたことを明らかにしました。】
【豪憲君の両親が出廷し、父親の勝弘さんは「子どもを物としか考えていない。何を反省して何を償うというのか。被告には極刑以外はないと思います」と述べました。さらに、母親は「たくさんの可能性があったのに7歳で人生を終え、どんなに無念だったかと思います。できることならわたしが代わってあげたかった。豪憲を家族のもとに返して下さい」などと訴えました。】
と言う事ですが、これでも、死刑が妥当か?は裁判所の判断に任せるしかありませんが、可能性とすれば「この事件よりも、もっと残酷で救いがたいような事件が起こる」と言う事もあるでしょう。
抑止力という意味において「極刑」は必要だろうと思います。
「これを行って、捕まれば、恐怖が待っている」という「恐怖心」によって、犯行を抑止すると言う意味での「極刑」です。
仮に死刑が「駄目」ならば、網走番外地で「死ぬまで強制労働」として「国土開発」というような「税金で食わせるのだから、その分の、社会への貢献をさせながら、極寒の地で働かせ、その前に、死刑相当囚の印のために両手の薬指を麻酔無しで切り落とす」とかの代替え「極刑」が設定されるなら、「死刑の存続」には拘る必要はないかもしれませんが、「幼子を大量に殺した愉快犯」というような者を「税金で食わせて、生涯をまっとうさせる」というような事になると「抑止力として効果無し」でしょうし、税金も無駄な浪費です。
今後、どのような犯罪者が出てくるか分からないのに、「死刑という刑に相当する犯罪者は出てこない」というような「先に結論ありき」に陥るのなら、間違いだろうと思います。