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死刑(制度)存廃論議が進展するために
http://www.asyura2.com/07/idletalk27/msg/468.html
投稿者 如往 日時 2007 年 12 月 02 日 05:04:22: yYpAQC0AqSUqI
 

(回答先: 犯罪被害者に平等がもたらされる事はありません。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 12 月 01 日 18:31:45)


 ワヤクチャさん、こんにちは、横レスにて失礼いたします。


 ご存知かどうかは判りませんが、けたぐれ后王さん宛のレス http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/533.html 【Re:映画『花よりもなほ』と反仇討ち、そして日本のメディア・リンチ 投稿者 如往 日時 2007 年 10 月 10 日】の中でも、『応報刑論の有効性にたいする疑義、冤罪による司法過誤の予防、原因の解明による殺人の予防』の三点に着目することにより、死刑制度を廃止し暫定的な措置として終身刑の導入の法制化を図るべきだと考えています。』と述べもいますように、私は死刑廃止論者です。けれども、今回の考察者k氏とワヤクチャさんとの間で交わされている死刑存廃論議に介入することを躊躇せざるを得ない心境にあります。

 死刑を含む処罰制度の考察にあたっては、「@憲法、刑法、刑事訴訟法等の法の概念構成を知ることをモメントにした法理学(哲学)的な視座。法律の専門家である場合もない場合であっても、法を客観的に捉えて法それ自体の在り様(本質)に迫ろうとする立場。A憲法と照合し、構成員の当事者能力の有り様に関する評価を重ね合わせていく政治学(歴史学)的な視座。日本国憲法下における主権者としての権力行使の在り様を探究していこうとする立場。B実体験(裁判や審理の傍聴)を通じて構成員としての当事者意識の所在及び再確認に基づいた社会学(社会心理学)的な視座。人間社会において法が有する本質的意義を問おうとする立場。」による、凡そ三つのアプローチがあると考えています。しかし、遺憾ながら何れの論者にも一つとしてこれらの論点やアプローチを見出し得ず、そもそもスレッド主の論理に意味不明な箇所が散見されては、レスしようにもまたしても不毛なる遣り取りが予想され、思い止まることになったような次第です。

 そこで、もし今後死刑制度の存廃について論議する場合には、下記のブログを参照していただけるならば、新たな論理展開が可能になるかも知れませんので、できますればワヤクチャさんとはそれを踏まえての死刑存廃論議をしたいと考えております。

 また、会いましょう。


 <参考URL>
 非処罰プロジェクト 死刑制度を超えて
 http://turedure-sisaku.blogzine.jp/sophia/cat2371808/index.html
 刑部(笑月氏のブログ) はじめに ―死刑の現状と私の見解―
 http://www.geocities.jp/waramoon2000/dh_mine.html


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