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(回答先: Re:払拭すべき社会主義の欠点とは? 根本原因への対応が必要では? 投稿者 秋吉悠加 日時 2007 年 11 月 13 日 13:23:16)
>現体制を維持しながらの、小手先の社会主義つまみ喰い政策と
>一人一人の国民に配慮する体制は根本的に質が違いますでしょうから。
ええと、私は「早急に(現体制を維持しながらでも)社会主義的政策として所得税(法人も含めて)の累進率を上げよ」という主張をしておりましたが、これがすなわち「小手先の社会的つまみ食い政策」ということになるのでしょうか。 集めた金の使途しだいで「一人一人の国民に配慮する体制」になるか、ならないか、が決まるのだと思いますが。
当面、教育と基本的な医療の地域格差を減らすことに使えば、現時点で助かる人は多いし、将来の「生産性」を維持〜回復することに貢献する投資となると思っておりますよ。(今現在、国民教育というインフラの水準は下降しつつあると認識しております。)
秋吉さんの「国民一人一人に配慮する体制」、に近づくためには、当面どのような施策をとる必要があるとお考えですか?
>社会主義的政策が絶対に正しいという信念をもつのは危険と申しております。
私も「絶対に正しい」という言葉は(危険で)使いたくありません。現時点ではほかの提案よりも有効性が高そうに思われる、と申しておきます。
>社会主義的政策は、政治体制として社会の土台にすべきものと考えるが故に
>その政策の将来に、従来どおりの欠陥が生じてこないよう、
>確立の高い予測にたいして、手立てができない以上は、
>着手は早まらない方が良いと思う訳です。
秋吉さんとの違いがわかりました。私は、社会主義も資本主義も役に立たなくなったなら捨て去ってよい「作業仮説」と思っております。 現時点で苦しんでいる人の多さとを考えると累進率の見直しを早急に着手すべきだと思っております。最低賃金を適正にみなおし厳格に遵守させることができないのなら、税で吸い上げて還流するしかありません。欠陥が出たなら出たところで修正を入れる覚悟で、50-50なら十分です。方向が違うだけで、小泉安部もどきの乱暴さ、なのかもしれません。 しかし、私は、今現在、消費税が議論され累進率の見直しが意図的に無視されているかのような状況を見ると、またもや、「より悪い選択」をさせられるのではないか、と、危惧してしまいます。
大多数の個人の賃金は20年前の水準で、余分なものを買えないのですから、消費は水準維持がやっとで、伸びるはずがない。それでも企業は競争を生き延びねばならないから、0金利でだぶついた資金を何とか運用して利潤を出さなくてはならない。国民の福利と関係ないものでも、その気にさせて売りつけなければならない。テロをあおって軍需拡大、も、石油先物への投機も、根っこは同じと思います。秋吉さんのおっしゃる「経営手腕」も、このような使われ方をよしとするものではないでしょう。だぶついた金は、公平に(だぶつきがなくなるまで)吸い上げて、「経営的手腕」をもって個人の替わりに上手に費消していただきたい。
>> もっとも、現状を放置してグローバルに二極化が進めば、古い意味での階級闘争、
>>世界同時革命論を復活させたい人も出てくるでしょうし、現在のイスラムテロにもそ
>>ういう側面があると思いますが。
>おっしゃる意味が分かりませんね。
私の妄想ですが、あえて補足すれば、 現状を放置する→国民が生産した価値が国境を超えて国際資本のもとへあつまる。→ 国際資本は生き残りをかけて競争にしのぎを削る、国際資本は金主に対してのみ責任を負い、民に対しては責任を負ってはいない。 →資本はもっともっと諸国民の富を集約しようとする。しかし主体が国の外にあるため国が法でコントロールすることはできない。国レベルでは政権交代しても無効。 → 世界中の国民の大部分がプランテーション農民のようになったところで、、、というのが共産党宣言にかかれてあったような。 イスラムとの重なりは、多分「貧困」だけかもしれません。 妄想ですから、ご放念ください。