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(回答先: せっかくあげていただいたので 投稿者 memento mori 日時 2007 年 11 月 11 日 22:58:05)
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memento mori さん、こんにちは
ご丁寧な回答をありがとうございます。
遅くなりましたが、時代の最先端(という認識)でこのような深い部分の
対話が可能なのも、阿修羅あってのことかと感謝しております。
>皆様には自明のことであっても、省略があるととんでもない誤解をいたしますので、
>私なりに語句を補った解釈を再掲いたしますので、まず、ご確認いただけますか?
memento mori さん
【>福祉社会の財源を増やす、それには人々の能力を資質に応じて育て
政策的に収穫していく実力が、そこ (政権) には必要となるでしょう。
>そういう能力を、(m補足:旧来の社会主義は)かなり意図的に
>体制的にこれ迄は無視してきた。
( そういう能力 = 様々な創業的経営力・経営者など )
( イデオロギー的影響で無意識に,(m補足:経営者を)人間扱い(しないし)、
や(経営能力を)評価しない面がある )
私は、経営者にはその能力を伸ばして活躍していただきたいと思っております。】
ーーーーーーーーーー
適切な補足をありがとうございます。
そういう能力を、従来の社会主義はかなり意図的に
体制的にこれ迄は無視してきた。
( そういう能力 = 様々な創業的経営力・経営者など )
( イデオロギー的影響で無意識に,経営者を人間扱いせず、
経営能力も評価しないという面があった )
ーーーーーーーーーー
おかげ様で,かなり分かり易くなりましたね。
>「経営者を人間扱いしないし、経営能力を評価しない人たち」には、困ったものです。
ほんとうにそう思います。
>そういう人たちは、自分たちと違うどんな人も、結局、尊重しないでしょう。
そのような心配もありますね。
人間の思考は環境により変化し、進化もすると思うので
政権を前にして、その実現の為には欠点も克服しょうという
意欲や、そこに示される欠点面の指摘が適確であるなら
正常な方向へと変われる可能性も50%50%かと
この段階では期待の方に重きを置いているのですが。
>>(彼らに応分の納税義務を課す事すら、放棄する姿勢が証拠でもある )
>>( 参院選後,税の累進性を強化する正当性を国民にアピールもしない )
>>*** このような従来のままの体制的欠点面を認識しないまま← 秋吉さんのmに対
する評価ですか?
(参院選後,〜)の一行につきましては、memento mori さんや他のご意見に
賛同してましたので、ここで繋がったのではないか、つまり経営者・その能力
など普段から全く評価していないので、応分な納税を課そうという問題意識も
希薄になっている。と原因をそこに受け止めるなら納得がいくと判断しました。
価値を認識していない。イデオロギー中心で実社会との整合性に欠けると思います。
>ポイントは、ここですかね。
memento mori さん
【 経営手腕を「価値のある能力」と認めることと、個人や法人の利益に対して累進性
の強い税を課すことは、私の中では、資本主義の中での社会主義的政策(修正資本主
義)とまったく矛盾いたしません。EU諸国はどこでも両立させてやっていることで
す。「できるだけ少なく働いて、贅沢に食っていけるようにしてほしい」という欲求
が制限されるように、「儲けたものは際限なく自分のものにしておきたい」という欲
求も制限されるべきです。
累進率のさじ加減 で し か な いことを、「税の累進性強化によって(常
に)経営意欲がそがれ、(常に)景気が悪くなって財源不足になる」、というような刷り
込みによって、定量的な議論を始め よ う と さ え しないのは、「何とかア
レルギー」とでも申すほかありません。これは感情に近い意識の問題です。】
ーーーーーーーーーー
>>社会主義の体制に移行させるだけでは、福祉政策実現やその持続の
>>財源的裏付けがなく、国民の前途に対する政策的保証はできないでしょう。
>富の再配分の強化(累進率の強化)は社会主義「体制」への移行とは別次元の
>施策でしょう。
そう思いますね。
現体制を維持しながらの、小手先の社会主義つまみ喰い政策と
一人一人の国民に配慮する体制は根本的に質が違いますでしょうから。
>生産手段の国有化、共有化などと、直接つながるわけではない。
それは当然のことですよね。
大企業を国営化・共営化するところから
(その時点で経営力を切りすてる訳だから)
財政の赤字が膨らんでいく
厖大な赤字財政を解消しようと、今度は逆に
小泉民営化改革のような極端な形で暴走させている。
根本問題にメスを入れようとしないで
生じた欠陥に有り合わせの対策(多分,御用学者提言等)で応じるから
全く解決しない、社会も悪くなる一方、というのが現状ではないですか。
国営か民営かでは解決はできないと思います。
問題ごとに、特に福祉関連,国民生活サービス関連などは
両面の長所を取り入れ、財政の赤字を押える方向にしながら、
多少の財源支出は止むを得ない分野との認識が必要と思います。
> 現時点で克服すべき問題は「社会主義的施策→階級闘争の始まり」的な短絡
>的「感情」をどのようにして修正するかです。
社会主義的政策が絶対に正しいという信念をもつのは危険と申しております。
社会主義的政策は、政治体制として社会の土台にすべきものと考えるが故に
その政策の将来に、従来どおりの欠陥が生じてこないよう、
確立の高い予測にたいして、手立てができない以上は、
着手は早まらない方が良いと思う訳です。
> もっとも、現状を放置してグローバルに二極化が進めば、古い意味での階級闘争、
>世界同時革命論を復活させたい人も出てくるでしょうし、現在のイスラムテロにもそ
>ういう側面があると思いますが。
おっしゃる意味が分かりませんね。
>政権に手が届きそうな政党ならば、クールで定量的な議論を
>始めてほしい、と申しております。(振りだけでも)やっているのは共産党だけ
じゃありませんか。
たしかに共産党による政権党批判は、的確だと思っていますよ
.