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(回答先: それでも所得の再配分が急務 投稿者 memento mori 日時 2007 年 11 月 14 日 23:14:55)
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memento mori さん、こんにちは。遅くなりました
>>現体制を維持しながらの、小手先の社会主義つまみ喰い政策と
>>一人一人の国民に配慮する体制は根本的に質が違いますでしょうから。
少し言葉か過ぎた〜と,思っていましたが
「ええと」 と繋いでくださりご配慮ありがとうございます。
memento mori さん
【 ええと、私は「早急に(現体制を維持しながらでも)社会主義的政策として所得税(法人も含めて)の累進率を上げよ」という主張をしておりましたが、これがすなわち「小手先の社会的つまみ食い政策」ということになるのでしょうか。 集めた金の使途しだいで「一人一人の国民に配慮する体制」になるか、ならないか、が決まるのだと思いますが。
当面、教育と基本的な医療の地域格差を減らすことに使えば、現時点で助かる人は多いし、将来の「生産性」を維持〜回復することに貢献する投資となると思っておりますよ。(今現在、国民教育というインフラの水準は下降しつつあると認識しております。) 】
おっしゃるように、
>集めた金の使途しだいで「一人一人の国民に配慮する体制」になるか、ならないか、
>が決まるのだと思いますが。
このお考えはまさに、その通りと思います。
「一人一人の国民に配慮する体制」になるか、ならないか、確かに重要問題であり
政権党の政治家の価値観が、直接,政治姿勢に現れる部分かと思います。
現在の政権は、軍事力や開発・公共事業が優先で、福祉政策は後退させていますね。
財源が増えたら、国民の立場への対策が可能になるかといえば、善意で推測しても
期待できない面もありますね。国民の力が強まれば色々実現できると期待しましょう。
> 秋吉さんの「国民一人一人に配慮する体制」、に近づくためには、
>当面どのような施策をとる必要があるとお考えですか
当面ですと最低賃金時給千円以上にして地方との格差の縮小を計る。
国民全員基礎年金制度の設立など、体制的に取りこぼす立場を出さない事が
政治の役目として重要かと思うのです。また介護保険・国民健康保険・医療等も
バラバラの運営ではなく健康に関する福祉行政全般を、基礎年金制度を中心に
一つの流れに纏めて安心できる制度にするとか、自殺者を一人もださないような
取り組みが急がれると思っています。
■政権にはどうしても欠かせない条件として、
生れてきた一人残らずに、政治力を行き届かせるという事
( 人類生命帯,すべての細胞に血液が循環して、
総ての命が、健康に生きられる社会というもの ) が、
政権にとっての、政治的基本的使命が果せる政治体制と考えます。
血液の循環は、社会的機能に例えるなら
貨幣を循環させ、その貨幣を用いて,生活インフラを利用しなければ
生存できない社会に変えてしまったのは、産業的資本主義社会ですから、
そのような基盤を築いた権力の責任として
その体制に生れてくる、すべての命に対して
生存できる基本的条件として、生活インフラを利用できるだけの
貨幣を循環させなければ、生きられない生命が生じてくるという事です。
これは能力の産業的活動も重視する社会では
政治の役割として当然の仕事でしょう。
( この当然の仕事をやっていないのが現資本主義政権の
体制としての欠陥面であり、米権力への軍事的隷属よりも )
一人一人の能力を活かせる社会として血の通った政策が必要でしょう。
>>社会主義的政策は、政治体制として社会の土台にすべきものと考えるが故に
>>その政策の将来に、従来どおりの欠陥が生じてこないよう、
>>確立の高い予測にたいして、手立てができない以上は、
>>着手は早まらない方が良いと思う訳です。
>社会主義も資本主義も役に立たなくなったなら捨て去ってよい「作業仮説」と思っております。
いさぎよいですね、主義は人に取り付いて、現実に影響を及ぼしているので
新たな取り組みにも、困難が生じる面があるのではないでしょうか。両体制の
経験を踏まえて 失敗面を避け、新しい道へと展開するしかないようですねぇ。
>現時点で苦しんでいる人の多さとを考えると累進率の見直しを早急に着手すべきだと
>思っております。最低賃金を適正にみなおし厳格に遵守させることができないのなら
>税で吸い上げて還流するしかありません。
賛成です、いいですねぇ〜。
>欠陥が出たなら出たところで修正を入れる覚悟で、50-50なら十分です。
>方向が違うだけで、小泉安部もどきの乱暴さ、なのかもしれません。
体制的欠陥というのは、体制を選び取った後で 結果として現われてくるもので、
一つの体制を変えようとすると、日本では半世紀をかけても変えられない、という
ように、また絶対多数権力ともなると、欠陥の被害を長期に渡り国民が背負うので
いずれの体制であれ、欠陥は出てくる前に、防ぐ必要があると思う訳です。
>私は、今現在、消費税が議論され累進率の見直しが意図的に無視されているかのような
>状況を見ると、またもや、「より悪い選択」をさせられるのか、と、危惧してしまいます。
現体制からですと、消費税は上げるな!累進率を見直せ!という事ですね。
---☆ memento mori さん
【 大多数の個人の賃金は20年前の水準で、余分なものを買えないのですから、消費は水準維持がやっとで、伸びるはずがない。それでも企業は競争を生き延びねばならないから、0金利でだぶついた資金を何とか運用して利潤を出さなくてはならない。国民の福利と関係ないものでも、その気にさせて売りつけなければならない。テロをあおって軍需拡大、も、石油先物への投機も、根っこは同じと思います。秋吉さんのおっしゃる「経営手腕」も、このような使われ方をよしとするものではないでしょう。だぶついた金は、公平に(だぶつきがなくなるまで)吸い上げて、「経営的手腕」をもって個人の替わりに上手に費消していただきたい。】
それには
国民の側に立った政治家が前面で活躍できる場面を作る必要があると思いますが、
その前に盲目的米従属根性を何とかしないと、与党政治家は滅びそうですね。
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