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(回答先: 利己主義者が世界人民の連帯を呼びかけることの滑稽さ 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 10 月 07 日 22:59:36)
最大多数の最大幸福さん、こんにちは。横レスにて失礼します。
いわゆる利己主義で一人勝ちになったものは、最終的にはみずから不利益を被るようです。
現在のグローバル経済では、単なる利己主義は通用しません。
そのいい例がトヨタ自動車です。
トヨタは自動車生産台数においてまもなくＧＭを追い越し、世界一になろうとしています。
トヨタが単なる利己主義の企業であったなら、ここまで成長することはできなかったと思います。
ただ単に一人勝ちしたならば、米国から自動車輸入規制などのバッシングを受けたでしょう。
そのことを先読みして、トヨタは米国での現地生産を推し進めました。米国人の雇用を確保してあげることで
バッシングを免れているのです。
では、トヨタは利他主義でしょうか。そうではありませんよね。究極の利己主義だからこそ
最大限の利益を得るために、利他的行為をしたのです。
昔からのことわざがあるではありませんか。「情けは人のためならず」って。
私は、このことわざは究極の利己主義を説いたものと思っています。
最大多数の最大幸福さんが例に出された２つの国家のたとえは、いわゆるゼロサムゲームというもので、
世界を理解する上では参考にならないと思います。
現実の世界は、最大多数の最大幸福さんもご存知のようにより複雑です。
なんだか論点が最大多数の最大幸福さんとはずれていますが、単なる利己主義と、究極の利己主義を
分けて考えたほうがよろしいかと思います。
もちろん、最終的に得をするのは究極の利己主義です。
皆が究極の利己主義者であれば、この世界はずいぶん暮らしやすいと思います。
- 「単なる利己主義」と「究極の利己主義」の違いが難しいです 最大多数の最大幸福 2007/10/08 01:51:27
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