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如往さん、どうもです。
>何を指して“現状維持”と断じられるのか、例示されて、理由をお示しいただけないでしょうか。
赤木氏の真の要求とは到底思えない「希望は戦争」というセンセーショナルな部分にのみ、スポットを当て、
それを、「戦争は悪だ」という小学生でも言える単細胞”説教”をしているだけ。
そんなこと、今更、言われなくても、わかってるはずですよ。我々は、日教組全盛の自虐史観平和教育バリバリで
育ってきている世代ですからね。
「人殺しは、してはいけませんよ」
もうこんなつまらない意見なんか、ハッキリ言って、ウンザリなんです。
決まりきった常識論はいいから、解決策を提示してくれという、魂の叫びに対する応答としては、
あまりに冷淡すぎる論調ゆえ、現状維持の押し付けにしか見えないのです。
あと、私の父親は昭和17年生まれ、母親は昭和24年生まれですので、ほぼ団塊の世代と言って
間違いないと思います。そして、わたしは、昭和48年生まれの団塊ジュニアです。
その意味では、この世代の組み合わせから外れている方々よりは、時代の空気的なものは、
体験的に、よく把握しております。
特徴的なことは、団塊・団塊ジュニアともに、同年代の人数が多いですから、世代内の競争は
激しかったです。その上、団塊ジュニアは、バブル崩壊後の就職氷河期、その後の「失われた10年」と
言われる不況期に、20代を過ごさざるを得ませんでした。
大学を卒業しても、4人に1人の割合で、仕事が見付からないという異常事態でした。
このことは、我々の自己責任なんでしょうか?半分以上の人間が就職できているのだから、
自己責任だという意見もあるでしょう。そのような意見も甘んじて受けます。
理不尽だという思いと、自己責任原則からの自己嫌悪の板挟みで、苦しみ続ける毎日です。
その上で、本来、喜ぶべきことなんですが、最近、求人が増えてきているというじゃないですか。
しかし、増えているのは、新卒の求人だけ。なんじゃ、それ。やってられんわ。
今度は、ゆとり教育のバカ世代に踏みつけられるかもしれないという恐怖とも闘わないといかんのか。
しかも、不況になれば、真っ先に切られる非正規雇用という不安定な身分。
給料も安ければ、ボーナスもない、退職金もない。当然、結婚も出来なければ、子供も作れない。
間違って子供を作ってしまったら、育てられなくて、殺すか捨てるかしかない。
わたしは、たまたま、良き伴侶に恵まれ、なんとか結婚だけは出来ていますが、このことだけが、
唯一の財産です。そう思えば、深夜コンビニで8時間労働というクーリーの赤木さんが、月収10万円なんて
話を聞いたら、もう涙が止まりません。彼は、今、毎日、どんな思いで生きているんだろう?
少なくとも、現状の延長線上の平和でないことは、容易に想像が付く。
それなのに、左翼は、戦争反対・平和第一ということしか言わない。しかも、非力すぎて、何の頼りにもならない。
これじゃぁ、見捨てられても当然だろう。まずは、政策課題で、護憲のプライオリティーを下げて貰いたい。
そして、非正規雇用の常態化を許さない法改正と所得税の累進課税強化などの、真に、貧困層が求めている
政策課題に専念して欲しい。何度も言うが、憲法なんて、今現在、貧困のどん底にいる者にとっては、
何の興味もない。今のような平和なんて、心底、望んでなどいないのだから・・・
わたしの推理ですが、若者の右傾化の原因は、左翼に対する失望だと思います。
典型的なのは、左翼は「弱者である高齢者」という表現を、よく言いますよね。
何、言ってんの?って感じですね。高齢者と言っても、いろいろ居るだろう。
高齢者は健康弱者ということは認めるが、生活弱者とは限らない。
現に、個人金融資産のほとんどは、高齢者のものではないか。
「ちゃんと、切り分けて、政策提言しろよ」という突っ込みを、しょっちゅう入れたくなる。
何億も稼いでいる年寄りなんかからは、容赦なく、もっと税金取り立てたらいいんだ。
公的年金だって、破綻の危機なんだから、即刻、支給停止すべきじゃないか。
こういうことを言わないから、もう支持したくなくなるんだ。
青嵐会の方が、よっぽど、マトモだ。
>勤労を尊び、恵れぬ人々をいたわり、新しい社会正義確立のために、富の偏在を是正し、不労所得を排除する。
これぐらい、歯切れのいい主張のひとつぐらい言えないものなのか。
頑張って働いている、真の弱者に、光を当てる政策を打ち出さない限り、右傾化はとめどもなく進むだろう。
赤木氏の言葉を借りて言うと、「わたしを戦争への道に向かわせないでくれ」といった気分の者は
多いのだろうと想像しています。わたしは、この段階で、なんとか食い止めるべきと思っていますが、
既得権者が、かたくなな姿勢を崩さないのであれば、意識的に、右派擁護の立場を取ります。
これが、赤木氏とは、少し異なる意見なのかもしれないが、わたしにとっての「瀬戸際外交」です。