★阿修羅♪ > 雑談専用26 > 130.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 方向性として、一つの方向であるが手放しで賞賛できるものでもない。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 9 月 22 日 23:03:44)
Kさん、どうもです。
確かに、複式簿記にしたら、すべてがうまくいくとは、わたしも思いませんね。
ご承知の通り、民間企業は、複式簿記ですが、放漫経営をやって、潰れているところは、たくさんありますしね。
複式簿記の大きなメリットとしては、財政の現状把握がし易くなるということなんだろうと思います。
それ以上でもそれ以下でもない。
現状把握を正確にした上で、どういう政策を行なうのか?は、やはり政治の問題でしょう。
複式簿記で、現状が見えていても、放漫経営をした民間企業が潰れるのと同じように、
政治家の政策判断が悪く、放漫財政を行なえば、財政破綻するのだと思います。
ただ、今は、現状把握もまま成らぬ状態で、屋上屋を重ねるが如くに、単年度主義の予算が、
垂れ流されていることが、大きな問題なのでしょう。
複式簿記は、正しい政策判断を行なうための土台作りにはなると思いますが、
「これをやれば、何もかも解決する」という短絡思考では、いけないですね。
石原慎太郎氏の主張も、財政の透明性・正確性の向上が、メインテーマだと思います。
その点は、素直に評価すべきです。
しかし、その先の政治家の責任について、まったく触れられていないのが、少々、不満ではあります。