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(回答先: まずは、正確に現状把握が出来るようにしましょうということなのでしょうね 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 9 月 23 日 03:38:22)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
>【複式簿記の大きなメリットとしては、財政の現状把握がし易くなるということなんだろうと思います。】
この意見は正解でしょう。それだけか?と言う問題もありますが「メリット」があるのは確かです。
しかし、デメリットはないの?と言う問題も同時に存在します。
何度か主張しているのですが、公務員には「定員」の面で大きな縛りがあります。
作業を複雑化させて「定員」は変えない。ではミスが起こる確率は増えて当たり前とも言えます。
で、定員を増やせば「必要経費(税金)」も、より多く必要になるでしょう。
全ての事柄には一長一短があるのです。
それが、全ての人の傾向として「良い部分」あるいは「悪い部分」のみのどちらかしか見ようとしないで「一律的に揃えようとする」
費用対効果・適材適所・人材開発というような部分を置き去りにして「ともかく、こちらの方が良いはず」と言ったって成功はしないでしょう。
1人のチェックよりは2人、3人でチェックした方が「ミスは少なくなる」に決まっていますが、では、全ての部署に「3人でチェックする人員配置をするのが正解か?」と言うと「そんな事をしたら、人件費が保たない」という別の問題が発生するでしょう。
そういった意味では「一円から領収書」とか言っている政治集団も費用対効果とか分かっているのだろうか?とも考えられます。
Aが駄目なら全てBの方が良いだろう。では発想自体が腐っているのです。
「官から民」ではなく「官がやるべき事、民がした方が良い事」を見極め、更に、その後のチェックの仕方を工夫する事こそが大切なのです。
一日1万円しか売り上げのないお店の会計には「単なる電卓(もしくはそろばん)」で充分でしょう。大がかりなパソコンシステムと数万円もする会計ソフトを導入してもオーバースペックでしょう。
無駄はなくす必要がありますが、それに拘って別の視点における無駄を生み出すなら本末転倒でしょう。
ここまで書くと「Kは反対」と思われそうですが、方向性として「概ね正解」とも思っています。
複式簿記を導入した方が良い部署は間違いなく存在するでしょう。
しかし、定員を増やしても導入するのは妥当とは言えない部署も存在するのではないか?とも思っていると言うことです。
ちなみにKは「思い込み」という憑き物を落とす呪い士でしかありませんので、あまり真剣に考えない方が良いでしょう。