★阿修羅♪ > 雑談専用25 > 468.html ★阿修羅♪ |
(回答先: 自分たちは正しいことをやっているという思い込み 投稿者 あっくん 日時 2007 年 8 月 10 日 04:59:10)
理由を述べずに愚か者のレッテルを貼れば問題でしょうが、愚か者だと判断した理由を述べているのなら問題はないでしょう。
共産党が愚か者である事は勝てもしないのに自党の得票が伸びる事を最優先し民主党に協力して自公候補を落選させるチャンスをみすみす逃す事をもって確定です。
民主は自民よりマシでありマシな候補の当選に協力せずに自公を勝たせるという事は利敵行為です。
民主と自民が同じだと言うのならもっと説得力をもって語って欲しい。
民主の中にも改憲派がいるからとか二大政党制を主張しているからという事で自民と同じだというのは無理でしょう。
自民党は二大政党制ですら求めていないのです。
当たり前です。
政権党は自党政権が永続する事を求めるのですから。
二大政党制にも問題がありますが自公政権の永続化はもっと問題でしょう。
この差異を理解しないのは何故なのでしょう。
二大政党制は少なくとも政治を流動させるのです。
ただ単に二党間で行ったり来たりの振り子のような運動をするとは限りません。
二大政党制批判をする人の中にはあまりにも図式的な単純な理解で批判しているのではないかと思われる人もいます。
国際金融資本にとっても二大政党制が万全な体制であるワケではありません。
国際金融資本にとってどうしても外せない戦争賛同政治が瓦解する場合もあるからです。
今のアメリカは民主党に反戦的なポーズを取らせて国民を丸め込む工夫をしているのでしょうがヘタをすると反戦の論調が非常に高まる可能性もあるのです。
差異こそが重要です。
民主と自民の共通点をあげつらって「同じだ。」と主張する人は、例えわずかな差異であってもその違いに賭けていい方向に持っていこうとする人々の努力の意味が分からないのでしょう。有権者は本来保守的です。従来自民党を支持してきた人々が自民党に愛想を尽かし「今度は民主に入れてみるか。」と態度変更をする事こそが政治を動かすのです。このような動きを評価できない人は政治の全体像を把握せずに自党の主張がどれだけ影響力を持つかにしか関心がないのです。こんな考えでは政治を動かす事はほとんどないでしょう。
勝った民主党はテロ特措法延長反対や年金流用禁止など打ち出しました。
年金流用禁止に与党は反対しました。
これでも民主と自民は同じですか?
もっと具体的に物事は見るべきでしょう。
一般的な図式を頭の中に描いてその図式に基づいて発言していたのでは現実からそれてしまいますよ。
民主=自民という図式こそがその最たるものです。
証明されていないものを前提に話をするからおかしくなってしまうのです。