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(回答先: 此の世に眞の民主主義など未來永劫成立しへ無い 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2007 年 7 月 29 日 19:04:15)
政策立案集団の形成とそのネットでの宣伝、そして少しでも関心を持った有権者が関わってくる。これ以上の事は中々望めないでしょう。私も民主主義一般ってものは何なのか疑問です。民主主義なるものが容易にファシズムに転化するとも思っております。カリスマ政治家に有権者の大半が賛同するという小泉郵政民営化選挙に見られた現象が民主主義とファシズムの合体現象の見本です。マスコミによって作られた民意も又民主主義の構成要素です。
民主主義については
長谷川三千子氏の『民主主義とは何なのか』 (文藝春秋社[文春新書]、2001年)
という本が参考になると思います。
長谷川三千子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E4%B8%89%E5%8D%83%E5%AD%90
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長谷川 三千子(はせがわ みちこ、1946年-)は、哲学者、評論家。埼玉大学教養学部教授。
1969年、東京大学文学部哲学科卒業。1972年、東京大学修士課程 人文科学研究科修了。1975年、同博士課程中退。1975-1978年、東京大学文学部助手。1978−1980年、埼玉大学教養学部講師。1980−1987年、同助教授。1987年より現職。
祖父は英文学者・野上豊一郎、祖母は小説家・野上弥生子、父は物理学者・野上耀三、夫は東京水産大学名誉教授・長谷川晃(筆名・長谷川西涯)。東京大学では寺田透に師事。
専攻は哲学。1984年の論文「からごころ」を核として、欧米における近代思想に批判を加えつつ、言語を主題に日本における思想や哲学のありかたを探求する。テキストを徹底して読む姿勢は、寺田透と同様に一貫しており、その対象は、本居宣長や和辻哲郎、折口信夫、三島由紀夫、プラトン、聖書など、多岐にわたる。中でも道元の『正法眼蔵』の演習は埼玉大学赴任以来毎年度行っている。
歴史的仮名遣いを用い、その理由を著書『バベルの謎』の「ただし書き」で述べている。
1983年3月発表の論文「戦後世代にとつての大東亜戦争」(『中央公論』)で注目を集める。フェミニズムを徹底して批判し、フェミニストらと論争を繰り広げた。また、アメリカの同時多発テロを受けて2002年1月に発表された「『アメリカを処罰する』といふメッセーヂが日本に突きつけたもの」(『正論』)は保守派の間に波紋を呼び、西尾幹二、西部邁、田久保忠衛、小林よしのり、入江隆則、東谷暁、佐伯啓思、阿川尚之らが論争を展開したが、長谷川自身は、保守派は皆同じ土台に立っており、論争は成り立たないとの見解を表明した(「論争をでっちあげるなかれ」,『産経新聞』2002年2月21日)。ただし阿川尚之に対しては小林よしのりとの対談(「親米保守が多すぎる」,『Voice』2002年8月)で批判を加えた。そのほか、大東亜戦争(太平洋戦争)、靖国神社、憲法、裁判員制度、皇室などの諸問題に関しても発言している(以上、下記「著書」を参照せよ)。
『中央公論』1989年7〜12月号「OPINION」、『Voice』1993年1〜12月号「巻頭の言葉」を担当、小林よしのり編集・季刊『わしズム』1号から14号に「長谷川三千子の思想相談室」を連載した。産経新聞オピニオン面「正論」執筆者。1996年、『バベルの謎』(中央公論新社)により、和辻哲郎文化賞受賞。
目次 [非表示]
1 著書
1.1 単著
1.2 共著
2 雑誌
2.1 論文・随筆
2.2 対談・座談
2.3 インタビュー
2.4 講演録
3 関連項目
[編集] 著書
[編集] 単著
『からごころ―日本精神の逆説』 (中央公論新社[中公叢書],1986年) ISBN 4-12-001489-4
『終戦五十年決議に思ふ』 (国民会館[国民会館叢書],1995年)
『バベルの謎―ヤハウィストの冒険』 (中央公論新社,1996年→中公文庫、2007年) 和辻哲郎文化賞受賞
『正義の喪失―反時代的考察』 (PHP研究所、1999年 → PHP文庫,2003年)
『民主主義とは何なのか』 (文藝春秋社[文春新書]、2001年)