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(回答先: 労働待遇の世界で「ローリスクハイリターン」「ハイリスクローリターン」がまかり通っていることが国民の怒りの源泉だ 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 7 月 20 日 01:47:02)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
Kとは認識が根本的に違うようです。
>【公務員は、余程のことがない限り、解雇されない。いわゆる非常に安定した待遇である。】
公務員の有利な点は「倒産はない」の一点だけと言っても過言ではありません。
【余程のこと】の定義は問題ですが、1円の無断借用、ヨッパライ運転、不祥事発覚して詰め腹・・・
前にも紹介しましたが、こんな実例もあります。
http://densobin.ubin-net.jp/dsbnow05/05now_09.htm#1006nhbs
「職場の行事の通信を320円で28年の職歴がパーになって、退職金も出ない懲戒免職」となりました。
この事件は裁判によって救済されましたが「公務員の常識(=解雇)」が「裁判(=世間の基準)」によって救済されたという事でしょう。
愚考するに多分、【余程のこと】というのは「営業成績(=利益向上)に対する姿勢」ではないかと思うが、公務員と云うのは「民間を圧迫してはならない」のが原則であり、仮にもっと「業務成績を向上させろよ」と云うことなら、本末転倒である。営業成績を向上させるには「それだけの定員配置が必要であり、民間圧迫をしても良いと云う制度にする必要」もある。
実際の話、公務員は「現状ある仕事をこなすだけで精一杯という定員配置」をされているので、余分な仕事にチャレンジするという精神には欠けている。
でもこれは、卵が先か?鶏が先か?の類の議論になるだろう。
>【対して民間企業労働者は、景気動向または個々の企業業績の興亡によって、常に、リストラの危機に怯えながら、多くは、公務員より低い年収に甘んじている。】
【多く】というのは微妙であるが、一部の地方公務員を除き、基本的には「同業種の公務員の方が年収は低い」というのがKの認識です。
例えばNHKの職員は「同種の放送業界の中で地方の放送局職員より低い」
病院の医師も民間の医師の方が「一桁高い」と聞いています。
郵便局員は「地方の小さな信用組合のような金融業職員に比べても約半分」と聞いています。
そもそも公務員には基本的に「労働争議権の制約(スト権なし)があり、賃金は人事院の仲裁裁定によって民間準拠として決定される」のであるから、民間が不当に下がったのでない限りは「公務員の方が低いのが常識」のはずである。
神戸のバスとかの実例もあるから一概に断ずるのも危険ではあるが、K的には「神戸のバスが異常に高い」のではなく、他が転んだのではないか?と考えています。
で、この部分は「仮に景気の動向によって、公務員の方が高い給与ベースになった」のだとしても、それは「最初に職業選択の自由」があったのなら「民間企業を選択した」のであるから、ある程度は仕方がないでしょう。
基本的に公務員というのは「細く長くだが安定している」のを保障されているので選択される職種でしょう。それは採用時の条件であり、ここは「国の契約」ですから、国の都合で変えるのは「契約違反」でしょう。
国の契約違反を国民が認めては「次は我が身の番」でしょう。