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(回答先: 結論として、土屋公献氏の問題は、何が問題なのか理解できません。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 7 月 08 日 15:43:19)
【まず、土屋氏の経歴(=社会的地位)が、どうであっても、思想(左派系のようです。)は自由ですよね。
右派の論理としてある「こんな有名人が朝鮮総連の弁護の役を行ってはいけない」と云う類の「売国奴説」には理がありません。逆に言えば「保身から、さっさと逃げる(=職を辞す)方が卑怯者」でしょう。
この点には『反戦な家づくり』さんのご意見が、Kの考えと一致しています。】
>「一般論」としては「正しい」です。「土屋公献氏」は今回の「案件」を純粋に
「実務」として「引き受けた」に過ぎないからです。御自分の「職務」に「忠実」に
対応されていることについて、誰も「異をはさむ」ことは出来ないでしょう。
【仮に「土屋公献氏に疑惑があり、それが、違法なものであったとしても、9条ネットの評価とは別」です。
組織の中に「犯罪者がいた」という事だけで「組織が犯罪者の巣窟だ」的な主張を行うのは「行う行為の方が犯罪的」だろうと思います。】
>「参議院比例区でいかに”9条ネット”と書いて投票して頂くか?」ということが
当面の「目標」であります。仮に土屋氏御本人がそのように考えて行動していたとすれば、「目標への影響」に対して「どれだけ自覚があるのか?」ということが「問われてしまう」のではないかと思います。
(家族の中に「犯罪者がいた」という事だけで「家族が犯罪者の巣窟だ」的な主張を行うのは「行う行為の方が犯罪的」だろうと思います。但し、「世間の目」というのは得てして「悪しき方向に流れてしまう」ものであり、無論そのような「常識」について「弁護士」である土屋氏御本人が「知らないわけはない」でしょう。
その意味に於いて、一般市民が「9条ネットに関わっている弁護士」は「脇が甘い」という「イメージ」を持つことはあながち「不自然ではなく」、結果として「投票行動にプラスには作用しない」というのが今回の「本質的問題」であると考えます。
【後は、どの辺に「人間として許されないような非難されるべき人格もしくは行動上の疑惑もしくは問題点」があるのでしょう?
Kには分かりません。】
「参議院選挙」に「無関係」でさえあれば、単なる「経済行為」として
「大した話にもならずに」済んだことでしょう。(全く愚かなことです。)
「反戦の家づくり」さんの
【もっと単純に言っても、裁判で犯人の弁護をすることと、犯罪の後押しをすることは、全く別のことだ。】 という御意見はKさんがおっしゃる様に「至極まとも」でありましょうが、その「まともな論理」が「有権者にストレートに届く”保証”があるか?」と言われれば、私にも「分かりません」としか申し上げようがありません。
結論として、
「選挙戦術に自信がない」のであれば、「李下に冠を正さず」ということです。
(無論土屋氏御本人は「無罪」であるということで、私としては今回は「比例区」で「お願いする」つもりです。)
「釈迦に説法」になってしまい恐縮ですが、
【瓜田に履を納れず李下に冠を正さず】
漢の時代の民謡(=楽府 漢代の楽府を古辞という)、“君子行”に
「君子は未然に防ぎ
嫌疑の間に処(お)らず
瓜田に履を納(い)れず
李下に冠を正さず
嫂叔は親授せず
長幼は肩を並べず
労謙にして其の柄を得
和光は甚だ独り難し
周公は白屋に下り
哺を吐きて餐に及ばず
一たび沐して三たび髪を握る
後世、聖賢と称せらる」
君子は禍の起こらぬよう未然のうちに防がなければならないし、嫌疑を受けるような状況に自分の身を於いてはならない。瓜畑で履をはきなおしたりすれば瓜盗人と思われてもしかたがない、たわわに実ったスモモの木の下で冠を直せば李盗人と思われても仕方がない。
http://www.asahi-net.or.jp/~bv7h-hsm/koji/rika.html
実に「嫌な世の中」になってしまいましたね。
御察し申し上げます。