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【憲法、なかでも9条が変えられることに反対するブロガーの皆さん。(反戦な家づくり) 片瀬テルミドール夏希】
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/851.html
で紹介されているが、「反戦の家づくり」さんの方で「ひじょうに面白いこころみを行っている」
阿修羅でNHを失ってしまったクエスチョンさんは離脱したようだが、まあ、この辺はその人の考え方の差でもあるだろう。
あの有名ブロガーのきっこの日記のきっこさんも賛同を示している。
反自民の連合と云う意味において、民主党の存在と云うのは大きい。
しかし、民主党は基本的に改憲賛成の立場である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3%E8%AB%96%E8%AD%B0
でも分かるが
【創造的議論で国家権力の恣意的解釈を許さない基本法にする「創憲」】
と云う立場が民主党の方針である。
もちろん、多くの議員が社会党の流れでの党員なので、相当数の民主党員は改憲反対であろう。
しかし、党是が「創憲」であるなら、ここの議員の意見はどうであっても最終的には「党議拘束」で、党の意見の一票に組み込まれる公算は高い。
なんでも、郵政民営化の時には約9割の自民党議員は「反対」だったのだという。
これは、亀井静香氏の言っている事なので、額面どおり受け止めて良いのか?という問題はあるにしても、まあ、郵政民営化反対が多数派だったのだろう。
ほとんどの自治体は「郵政民営化の反対決議」を採択した。
しかし、最終的には「民営化反対議員は造反議員」として刺客まで送られ、党の方針が「ここの議員の意見を抹殺した」のである。
民主党の個々の議員のアンケート調査は「面白い」
しかし、仮に「民主党の過半数の議員が憲法改正に反対」とのアンケート調査の結果が得られても「それを、どのように評価するのか?」は別の問題だろう。
党議拘束というのを憲法違反として「止めさせる」事を先行しなければ、現実の投票の時には「賛成」の一票を投ずる議員を押す事になるという可能性は高いのであろう。
反自民という意味の追い風を受けたいと思うなら、アンケートでは「改憲には反対」と答えるという選択はあり、それは必ずしも嘘ではない。
しかし、党の方針に逆らってまでも反対なのか?と言えば、そうでもない。というのもまた嘘ではないのだろう。
その点で信頼できるのは「郵政民営化反対の立場を貫き通した議員」だろう。
ただし、彼らが「憲法改正反対」とは言えない。
しかし、その上でなお、党議拘束の打破には身を持って知っているのだろう。
反自民という場合、定数1の選挙ならば、民主党という選択手しかないという場合が多い。その条件が外れるためには「党を超えた知名度・人気・話題性」などで一定の条件を満たした候補が必要だろう。それも、多分、既存政党ではない支持層の支持が必要だろう。
参議院選挙の場合だと、民主に勝たせると言う選択手も問題は多いだろう。
民主党は「自民党の2軍」という評価が全部ではないにしても確実に存在する体質がある。
二大政党制の容認は「確実に庶民の首を絞める」のだろう。
多角的かつ総合的に判断する必要が問われている。
「自民憎し」だけでは、道を誤る可能性がある。
と同時に、自民党の独走を許すのだけは許してはならない。
困ったものである。