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(回答先: 新党を作る事よりも細部に渡る政策論議の方が実は重要でしょう。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 5 月 05 日 19:19:15)
>ワヤクチャさん どうもです。
>【新党を作る事よりも細部に渡る政策論議の方が実は重要でしょう。】
違うと思います。政策論議は重要ですが、もしも、一つだけでも政策が実現するのならその方が優先事項になるでしょうから、「新党を作る(前提があるのなら)」そちらの方が優先されるべきと思われます。
そもそも、このスレッドは【新党を作る以前に政策シンクタンクができないか?】という問いかけです。
流れ的には「支持を増やせる政策を模索しよう」という意味で「レス」が付いているのでしょう。
そのレスの場で、新党を作るよりも優先されるべき政策があるという意見はいただけませんね。
ただし、政策論議ならば結構でしょう。議論の結果として「この政策を入れると支持が減る可能性もあるので外す」という結論も受け入れる前提があるのならです。
しかし、ワヤクチャさんのご意見では「意地でもこの政策だけは入れる」という態度です。
>【党に関してはそのような妥協はすべきではないです。私は詳細に渡るまでご賛同いただける方と党を作ります。】
あたりに、それが滲み出ていますが、これは「議論をする」という意見ではなく、もう決定事項なので「議論の余地はない、気に食わない奴はあっちに行け!」という意見でしょう。
少数野党が乱立できる状況(選挙制度)なら、それでも良いでしょうが、現状を分析すれば「乱立したら共倒れ」です。新党を作るなら「最大公約数の政策」で多数派形成するしかないのです。
>【食糧自給率を上げる為にこういった施策が必要なのです。自給率が低いから関税を引き下げざるを得ないという議論ではジリ貧です。】
農業保護による自給率の上昇策は必要です。しかし、日本全土を芋畑にしても自給率100%にはならないと言われていますので、追求しても破綻します。
日本は貿易立国にならない限りは生き残れないのです。そのためにはグローバリズムは受け入れざるを得ません。ただし、基幹産業だけは補助金を使っても保護する必要もあるでしょう。【ジリ貧】にならないような政策が必要です。それには、関税を課すしか方法論がないと思うのが、思い込みでしょう。「他の工夫もあり得るでしょう」
>【アメリカが保護主義に走っていても大して批判はしないのに日本の保護主義はダメなんですか?それでどうやって国内産業を守れますか?】
アメリカに対し日本が経済封鎖をしても効果のほどは知れています。
逆に日本に対しアメリカが経済封鎖をしたら、日本は降参するしかありません。
強者に対して弱者が理不尽な扱いを受けるのは、ある程度「現実として受け止める」しかありません。戦争したって負けますから、我慢も必要でしょう。
我慢している商売人は沢山います。
その商売人を手本に我慢を覚える事が「国内産業を守る」事になると思います。
>【「貿易立国という標語の下で食糧の自給自足を破壊してきた」というのが私の歴史解釈です。間違っていますか?】
間違っているとは言い切れませんが、意味のない主張でしょう。
これを主張されるのなら「貿易立国」の対案としての「立国の方法を提案する必要がある」でしょう。
「軍事大国化(=軍事立国)」か「鎖国(世界とは付き合わない)」でしょうか?
好むと好まざるに関係なく、貿易立国しか進む方向がないだろうと思います。
農業保護は「不平等貿易(関税による保護)」という方法論ではない保護政策を創造するしかないだろうと考えています。
>【自給自足こそが立国の基礎だという事に気付くべきです。食糧は戦略物資なんです。】
この点は同意します。だから、Kは外国の食糧生産拠点(アメリカの牧場など)をそっくり買収するという政策提言もしていますね。
食料とエネルギー資源はこれからの「戦略物資」です。
中国などは石油生産会社をそっくり買収というような事を国家政策として行っています。
最近、新日鉄が敵対的買収をされそうですが、その相手の社長は「自分では鉄鋼会社を作っていない」のに買収だけで「鉄鋼王」と呼ばれているそうです。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070507.html
日本も「国家プロジェクトで、食糧の確保政策を行うべき」でしょうね。