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(回答先: 「日本沈没」は危険な映画です。 投稿者 考察者Ｋ 日時 2007 年 5 月 04 日 15:43:47)
考察者Ｋさん、こんにちは。
ご見解に同意すると共に、現在ある私たち人類の抱えている呪縛、矛盾性について考えさせられました。
率直に言いまして、我々は善悪という基準、考え方にただ毒されてしまってるようです。これは、テレビや映画等で表現されるドラマの影響がとても大きいのだと思っています。そのようなドラマは必ず善玉、悪玉が存在するようになっています。
自然界を俯瞰すれば、そこには善悪などと云う陳腐なものは決して存在しておらず、ただ、サイクルがあり、異種依存の法則があり、複雑な関与干渉が存在しているのみです。どこにも善悪などはなく、ただ、原因によって結果が齎され、ある時にはとても長期のスパンによる結果が導きだされているようです。
人間の観念は、その前の世代から受け継がれた伝承によるものと、意図的に変化させられた洗脳的なものと両方あるように思います。
現代人は、善悪、敵味方の判断しか持つ事ができない人々が大勢を占めているようです。彼等は、その時々にマスコミ、メディアの刷り込みに乗せられて、翻弄され、喜怒哀楽を操作されているようにすら感じます。
私とて、そこから解脱できているとは云いがたいですが、、。
憲法記念日のせいでしょうか、最近頻繁に憲法に関する報道、放送がなされておりますが、そこにも、どうやら善悪論が幅を占めているように思います。
あたかも．改憲が平和を齎すのだ！というような誤解を持たせる報道が頻繁になされております。平和という理念の上で、この憲法の存在価値はとても高いと思っておりますが、、。
さて、自然から隔離され、遠ざけられた人間が、マスコミしか信用できなくなれば、神は天変地異で人々に知らせるしか術はないのかもしれません。今迄のような大量消費、利潤追求の世の中では、この先成り立たないのは目に見えています。
現代人にとって何よりも必要な事は、この地球を取り巻く自然について知り，学び，理解する事であって、他にはないはずです。
人はなぜ体が拒否する物質を大地に流すのでしょう。
自らが厭うものをなぜ、大気に，海へ注ぐのでしょう。
アレルギーは体の拒否反応です。その原因は決してほこりやダニや猫の毛ではないはずです。化学物質による反応，もしくは疑似物質による錯覚反応であるのだと思います。
人間は、思いやりを欠如させ、その住む場所を苦しめるようになりました。
善悪ではなく、ただ、あるべき結果が私たちに起こるに過ぎません。
自己責任、自業自得、、
それらは、決して他人事ではなく、ただ我々の未来に過ぎないのだと思います。
>多角的な視点が必要であり、日本側からの視点だけではなく、相手からの視点もあるのである。
まさに，その為に我々は存在しているのだと思います。
それとも、現代人の今の姿は、当たり前の法則に飽き足らなかった人々の戯れ、遊び、挑戦なのでしょうか？
失礼いたしました。
- 一つの仮説 考察者Ｋ 2007/5/05 08:48:42
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