★阿修羅♪ > 雑談専用23 > 279.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 浅野都政を実現した後に共産党の政策をどれだけ実現できるかに取り組めばいい。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 4 月 01 日 23:33:50)
ワヤクチャさんへ
私は違う認識を持っています。共産党のような弱小政党は、一定の支持者がいるのですから、頑張るべきです。なぜかというと、この弱小であっても一定の票が集まるから、野党一党は
与党になるためには、この政党の協力を必要とします。すると、政策で折り合っていかなくてはなりません。だから、社会のマイノリティーの要求が少しでも通るのです。そうでなければ、有権者の半数の関心をあつめない問題を抱えるマイノリティーはどうしたらいいのでしょうか。
例えば、NZにはマオリの利益を代表する政党があります。2大政党のひとつではありません。でも近年大きくなってきました。以前労働党に流れていたマオリ票がこちらに流れるようになってきたからでしょう。2大政党ともこの政党を無視しては選挙に勝てない可能性があるので、協力を要請するかどうかは、その時の選挙民の関心などで決めます。悪政をしたと思われた与党が選挙の時 野党に勝つチャンスがあるとしたら、野党支持者はこの与党と協力関係にない弱小政党との協力を当然するだろうと見ます。それを野党が勝つのに、邪魔だから、候補者を出すな では 本当に民主主義ではありませんね。
私は、いい、悪いのことは言っていません。この西洋からきた選挙制度、議会制民主主義がいいかどうか、わかりません。でも とにかくやっているのだから、だったら、やるべきでしょう。
共産党の協力がなければ勝てないとふんだ与党を目指す大きな野党は、だから作戦として、この弱小だけど無視できない共産党に協力を要請しなくてはなりません。
こうして、共産党は自らの政策を大きな政党に反映させるのに成功し、それを宣伝し、さらに支持者を得ようとし、めでたく勝った元野党一党は、その功績を宣伝しさらに支持を拡大しようとするのでしょう。
もし共産党が変わっていて、絶対どんな政策合意にも賛成しない、つまり共闘そのものを拒否というのなら、共闘をよびかけた野党は それを全部ぶちまけ、どうどう共産党のかかげる政策をとりいれることを宣伝し、共産党支持者からの票をとればいいのです。
北海道のアイヌ協会が北海等知事選で候補者を出したと仮定して、野党に流れていた票が減るし、当選するわけないから、下りろというのですか。 票を奪い合う前に、取り入れる政策を話し合い、共闘しようとしませんか。