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(回答先: 日本再生の鍵は共産党が握っているが、共産党は堕落の極みにある。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 3 月 24 日 09:59:04)
他党派と比較した自党派の宣伝ではありません。そんな余裕はヒトラー台頭時やパクチョンヒ、スハルト、ピノチェト、全斗煥がクーデターを起こした時期にはありません。
もし、戦車が首都を制圧しても相変わらず「大企業いいなり政治に反対します」と言うだけだと、危機意識が醸成されないかも知れません。
あくまで仮定の話ですが、戦争やクーデターが起こりそうになった場合には、速やかに左翼同士が党派を超えて連帯して闘う用意がなければ左翼として誠実とは言えないのではないでしょうか。
こういうと「あれは左翼ではない。これは左翼ではない」とか言う反論も出てきそうですが、青年将校が決起しようが、日本と中国が戦争しようが、日本とアメリカが戦争しようが、「未来永劫われわれのみが唯一正しいのでござい」と言うだけでは何も解決しないでしょう。
今の日本はどうか?差し当たっては平時に見え、かつての光州事件や天安門事件の状況とは無縁のように見えます。それでも前衛を自称する者には、イラクに自衛官が派遣されている状況で一般有権者以上の危機意識がなければなりません。すでに東京の教育現場では石原らによって思想統制が始まっている。このような状況に労働者階級としてどれだけ危機意識を持てるかが左翼としての価値なんだ。
口先でDV防止キャンペーンを張る政府も実際には無戸籍の子供達の権利を放置し、見殺しにするような古臭い政府である。このまま石原のような反動がのさばり出したら一体どこまで我々が生きる時代が後退するかは分からない。下手すれば最下層はサラ金地獄で奈良時代のような状況になるかも知れないのだ。否、すでに日本の極反動化が際立った99年にはそういう状況が一部に出てきたのだから。