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Kは思うのだが、日本再生の鍵は共産党が握っているのだろうと思う。
日本再生ができうる可能性を秘めているには3つの条件が考えられる。
一つは「財務的に自分の思った行動ができる資金のある事」
二つ目が「アメリカ追従というような固定的な価値観を持たず、諸外国に左右されない独立的な政策が実行しうる政治集団である事」
三つ目が「市民の声を聞き、その声を反映した支援活動ができる事」
共産党は、上記の3つの要素をすべて兼ね備えているだろう。
仮に「社民党」と「民主党左派」と上手く連携し「市民団体・勝手連」などとも協力関係を形成できるならば、今のような「排除された野党」の地位から抜け出して、一定の政治的影響力を有すことは十分に可能のはずである。
今の共産党の「政治的影響力は、ほとんどゼロ」と言えるだろう。それどころか、逆にマイナス評価とも言えるかもしれない。
「共産党が提案したから、それだけで、考える余地もなし、意地でも反対」という意見もあるだろう。思考停止のアホの考えであるが、人間というのは基本的にそのような生物なのである。
本来は「そのまんま東氏」の受けた追い風は共産党が受け止めるべきだったのだろう。
東京都の都知事選における「反石原」という風は「共産党が受け皿にならなければいけない」のだろう。
それが、先行した吉田万三氏は泡沫候補に過ぎず、後発の浅野史郎氏に妥当石原の一番手の地位を奪われるのには「共産党の堕落」に要因があるのだろう。
共産党は今の位置に安住してしまっているのだろう。
「経済的には特に困っていない(政党助成金も拒否できる)」
「政治的な政策には常に反対の立場であり、失政に対しても常に責任を負う必要なし」
「健全野党という自己満足に浸かりきり、理想論だけを主張していれば、党員も満足している」
考えてみれば「これほど楽は位置はない」のである。
極端に言えば「全くリスクを負わずに、自分の言いたいことだけを無責任に主張していれば、一生を過ごせる」のである。
少なくとも、共産党の議員は「与党批判」を口先のみでしていれば、共産党信者から応援してもらうことができるのである。
楽な位置にいるのだから、無理に「共産党以外の左派に支持を拡大してもらう努力も必要もない」し「多数派形成に苦労しようとも思わない」のである。
唯我独尊・我が道を行くである。
「私は間違っていない。正しい主張をしている。」という自己満足で「政策の実現は二の次、3の次である。」
要は「自分は正しい主張をしている」という自己満足に浸れれば、それで良いのである。
それ以上は思考停止である。工夫も現実分析も知ったことではないのである。
党勢拡大?
そんなことをしたら「リスクを背負うことになるかもしれないじゃないか」
そんな声が聞こえそうである。
これは、堕落以外の何物でもなく、極端に言えば「国の制度に寄生した詐欺師」と同じと言えるだろう。
少なくとも共産党は「多数派形成の努力」をするべきであり
「理想理念」と「現実」とのバランス感覚の修正を考える必要があるだろう。
少数野党に甘んじるのではなく「自分たちの政策を少しでも実現できるように工夫する必要」があるのである。
東京都知事選においても「吉田氏の立候補辞退と引き替えに、政策を引き継ぐ」という選択は可能であったろうし
「共産党」という「共産主義を目指す政党」というイメージの党名を捨て去るという選択手もあるのに「野党の地位に留まりたいから何もしない」としか思えないだろう。