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(回答先: <気分転換>大回りOKの格安料金(1区間料金×2) 車窓からの景色を楽しむ 投稿者 gataro 日時 2007 年 2 月 12 日 16:07:59)
小生の自宅からだと、[山陽本線 → 加古川線 → 福知山線 → 山陽本線]が一番簡単に試せる。
最寄り駅から1区間の乗車券を買って、加古川に向かう。加古川線の乗りかえに自動改札を通過しなければならないが、1区間切符では通れない。駅員に大回りで○○駅まで行く旨を説明して、怪訝な顔をされながら通してもらう。
加古川(河川の方)に沿って列車は走る。小野駅―社駅間は車窓からの眺めがなかなか良い。やがて西脇市駅に着き、乗りかえる。今度は福知山線の谷川駅までの列車。山あいののんびりした景色が続く。谷川駅で乗り変えるが、福知山行きも篠山口駅も同じプラットフォームに列車が着くので、乗り間違えないように気をつける。
篠山口駅からは丹波路快速が発車する。快速列車と言っても三田駅までは各駅停車。途中の新三田駅でわざわざ乗りかえ、ホームの待合室で持参のコンビニ弁当を食べて次の各駅停車で尼崎に向かう。
(http://climbing-a-go-go.at.webry.info/200701/article_2.html から写真を拝借)
三田駅の次に道場という駅がある。駅のすぐ近くに、小生が学生時代に岩登り修行をした不動岩がある。オーバーハングを乗り越えるためにアブミ(岩登り用の縄ばしご)に乗ると、規模の小さな岩場だが、その時足下に列車が通過したりして、高度感を味わうことが出来た。
列車が不動岩に近づいたとき誰か登っているかなと眺めると、2つのパーテイが岩場にはり付いていた。
また道場駅前に当時は食堂があって、小生らは秋になるといつも「助平うどん」なるものを注文した。なぜ「助平」という名が付いているのかだって?そりゃ、ちょっと「助平」な具が入っているからだよ。大きな貝の身とカサの開いていない松茸が、うどんの上に何かを連想するようにのせてあるんだよ。
そんなことを思い出させながら、各駅停車列車は宝塚、伊丹を過ぎて尼崎に向かう。尼崎の手前のJR事故現場を列車が通る。列車事故の傷跡も生々しいマンションが無人のまま立っている。するとやがて尼崎駅だ。
山陽本線に乗りかえ、無事大回りの目的駅で降りてまた1区間乗車券を買って帰宅した。
景色を眺めるのに飽いた時や乗りかえ列車待ちの間に、ある雑誌に載った「『御手洗経団連』の戦略」と「ベネズエラ再訪」の2つの記事を読んだ。