★阿修羅♪ > ホロコースト4 > 203.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: Re: 従軍慰安婦はどの国にもあった 投稿者 さすれば 日時 2007 年 3 月 12 日 23:31:57)
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain
【米国議会下院に「従軍慰安婦問題法案」が上程されたのはなぜか考】
「従軍慰安婦問題」が奇妙に政治課題として持ち上がりつつある。れんだいこは、「従軍慰安婦問題」につき「従軍慰安婦考」(ttp: //www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_jugunianfu.htm)で考察している。それを踏まえて以下発言する。
「従軍慰安婦問題」が米国議会下院に上程されようとしている。これまで米下院では、慰安婦に関する決議案が7、8回上程されたが、いずれも廃棄されているとのことである。ここにきて再度決議されようとしている執拗さの裏には何があるのか、それを読み取られねばならない。何だか共謀罪の執拗な上程と似ている気がする。
この動きを、米国民主主義の為せる技としてエールを贈る者は今時居るまい。では何なのか。れんだいこは、自衛隊派兵及びイラク戦争負担金問題等々で前任の小泉ほどには言うことをきかない安部政権脅しであろうと推測する。先だっては久間防衛大臣が頑張ったので先送りになったはずだ。お陰で無礼な恥掻かされたな。マスコミは問題にしていないが。本当はブーイングするところだろうに。
日共が例によってはしゃぎ回るとすれば、これが日共党中央の正体と見据えねばならない。ロッキード事件の時には見事に呼応した事例を残している。お陰で戦後保守ハト派は衰退し今日の如くタカ派全盛時代になった。鈴木ムネオ潰しの際のイカガワシイ外務省資料の悪乗りも記憶に新しい。日共のターゲットが奈辺に向かっているのか透けて見えてこよう。そういう訳で、この問題における日共の動きについては、刻々確認して行くことにする。
米国下院議会への「従軍慰安婦問題上程」は、ブッシュ−チェイニー派による「対日タカリユスリ」として利用されようとしているのではなかろうか。安部のアキレス腱は、戦後タカ派的ネオ・シオニズム拝跪性と戦前タカ派的皇国史観性の両面を持つという二股性にある。今ネオ・シオニストは、安部に対し、戦前タカ派的皇国史観性を捨て、小泉の如くに戦後タカ派的ネオ・シオニズム拝跪性に純化し、旗幟鮮明にせよと迫ろうとしている。つまり、つべこべ言わずに何でも云うことを聞けと云われている。
安部のお坊ちゃま的能力は恐らく、「イエス・サー」を返答するであろう。この場合は政権が安堵される。但し、我が国家から大枚の金が又もやむしり取られる。あるいは自衛隊のイラク軍事派兵を撤退どころか逆に増強させられる。安部が夕張問題等々持ち出して渋るものなら、安部政権は一夜にして瓦解させられる。そういう運命にある。そういう訳で、阿部は、身も心も更にネオコン系サタ二ズムに預けるのか、踏み絵が迫られている。
「従軍慰安婦問題」は、そういう政治的思惑で仕掛けられ利用されようとしているのではないのか。つまり、持論を捨て「イエス・サー」するのかしないのか、はっきりせよとの踏み絵として持ち出されようとしている。ブッシュ−チェイニー派は、議会の後押しを得た形でこれをやりたいのだろう。そういう筋書きを描いているのだろう。
となると、安部が「イエス・サー」するのかしないのかに関心が向かざるを得ない。「イエス・サー」の瞬間に内閣打倒に総力で向かわねばならない。そうでなくても、改憲でうるさくて仕方ない。安部が見捨てられた時、次は誰かを予想せねばならない。色気を出し始めているのが麻生であるが、祖父吉田茂の能力の足元にも及ばない単なる偏屈に過ぎない。小泉出戻りと云う狂態までありそうであるが、勘弁でっせ。人心が許すまい。それにしても恐ろしいほど間抜け腑抜けな政治政界になってしまったものだ。
今新聞ジャーナリズムは、朝日、毎日は先のチェイニー来日時には論評一つ為し得なかったのに、「従軍慰安婦問題」ではこぞって健筆を振るおうとしている。興味深いことは、今なぜ米国議会にこの問題が上程されたを問う、その政治的意味を説き明かそうとするものがないことである。安部政権が踏み絵を迫られようとしていることを嗅ぎ取る知恵がない。通り一遍の史実論か便宜論を振りまいているに過ぎない。これは期待しても無理、無駄というものか。
それにしても日本は米英ユ同盟によって更にしゃぶり尽くされようとしている。どうやら天皇制も議題に上っているらしく、パッシングが強まっており、菊タブーが解禁されつつある。これを喜ぶべきかどうか。逆に国際金融資本タブーが築かれている。徳間書店が脅されているらしい。どう対応するのか興味がある。
2007.3.11日 れんだいこ拝