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(回答先: 中国でも日本でも、労働者に回るべき金が労働者に回らず、米国の国債を買うことに費やされている。米国は豊かになり日本は貧しく 投稿者 TORA 日時 2008 年 2 月 03 日 13:07:38)
> 第二に、「内需振興」という正しいことを理解できなかったことだ。たとえば、日本の高度成長期には、たしかに「輸出主導」「外需主導」という方針が取られ、それによって高度成長を成し遂げた。しかし、このときは、労働者にもたっぷりと配分があった。時代はおりしも労働組合や社会党が強いころで、ストもしばしばあり、たっぷりと賃上げを勝ち取った。
>かくて、企業は富み、労働者も富み、所得向上による総需要が拡大して、内需がたっぷりとあったので、「外需をきっかけに内需も拡大する」という形で、経済は拡大のスパイラルに乗った。それゆえ、高度成長が成し遂げられた。
>現状の中国や日本は違う。外需拡大を理由に、金はどんどん入るのだが、労働者の力が弱いせいで、労働者に金が入らない。本来ならば労働者にも金がたっぷりと配分されていいはずなのだが、労働者はワーキングプアの状態に陥り、低賃金に喘ぐ。結果的に、金は、企業(や資産家)に滞留している。
内需拡大には《ベーシック・インカム》(orマイナスの所得税)がいちばん手っ取り早いのでは?
生産性向上は失業者創出であり、仕事にありつけた労働者の賃金をあげても、失業者の消費は増えない、ですから。
また、《ベーシック・インカム》があれば、現在収入がある人も、万一のことをあまり心配せずに、安心して消費できるようになりますから。
* 《ベーシック・インカム》に関するTORAさんの経済学的な見解を聞いてみたい。