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(回答先: 東証:一時1万6000円割れ 株安連鎖止まらず(毎日新聞 2007年8月16日 11時22分) 投稿者 まさちゃん 日時 2007 年 8 月 16 日 17:43:46)
2007年 8月16日(木) 15時51分
年初来安値銘柄652と今年最多、平均株価は327円安と大幅続落=東京株式市場・16日後場
16日後場の東京株式市場では、平均株価が一段安後に切り返し歩調となった。一時1ドル=115円70銭台の円高進行を嫌気し、株価指数先物主導で売りが先行。海外ヘッジファンド売りが観測されたほか、追い証(追加証拠金の差し入れ義務)発生に伴う投げも影響し、午後零時37分には1万5859円46銭(前日比616円15銭安)と下げを加速した。中盤以降は売られ過ぎへの警戒感から、買い戻しの動きが強まり、下げ幅縮小の流れとなった。大手銀行株の一角や、電力株が上げに転じたほか、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)でナスダック100株価指数先物、S&P500種株価指数先物が下げ渋ったことで不安心理がやや後退した。ただ、年初来安値銘柄は652と今年最多。値下がり銘柄数は全体の85%強に達した。
市場では、「既にハシゴを外された状態だが、現物市場で流動性が枯渇した中での下げであり、短期的な戻りがあっても不思議ではない。ただ、信用収縮懸念が払しょくされた訳ではなく、あえて無理して動く必要性もない。基本的には調整局面は続くと見ている」(中堅証券)との声が聞かれた。平均株価は終値で前日比327円12銭安の1万6148円49銭と大幅続落。東証1部の騰落銘柄数は値上がり206、値下がり1469。出来高は26億7680万株。売買代金は3兆8960億円。平均株価先物9月物の売買高は26万3675枚と中心限月ベースで過去最高(2月28日20万1994枚)を更新した。東京外国為替市場では、1ドル=115円台後半(前日終値は116円93銭)で取引されている。
出来高トップの新日鉄をはじめ、住金、神戸鋼、JFE、大和工など鉄鋼株がさえず、業種別株価指数で鉄鋼は値下がり率トップ。円高進行を受け、トヨタ、日産自、マツダが年初来安値を切り下げ、ホンダは新安値圏で推移するなど自動車株に売りが続いた。住友ゴムが新安値を付けたほか、ブリヂス、浜ゴムなどのタイヤ株も安い。米ハイテク株安を映し、キヤノン、日立、富士通、東エレクが年初来安値をさらに更新したほか、ソニー、TDK、京セラ、アドバンテス、エルピーダ、オリンパス、ニコンなどのハイテク株も引き続き軟調。菱地所、東急不、レオパレス、ゴールドクレが年初来安値をさらに更新するなど不動産株にも安いものが目立った。ソフトバンクが新安値を切り下げ、ヤフーも停滞した。個別では、NECエレが値下がり率トップ。ハルテック、宮越商、NIS、ミツミ、D&Mなども売られた。
半面、ディフェンシブ感覚から、東電、中部電、北陸電、東北電、北海電などの電力株が買われた。売り一巡感から、三菱UFJ、りそなHDなど大手銀行株の一角も上げに転じた。個別では、15日現在で逆日歩50円のクボテックが前場ストップ高後に同値比例配分となり、値上がり率トップ。貸借取引で申し込み停止措置のMUTOHHや、植木組、三井製糖、セコム、応用地質、三井鉱山なども高い。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:株式新聞社