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(回答先: 敵対的敵;村上欽ちゃんがヒントを与えたらしいハゲタカ類。慎重161センチ。 投稿者 いわんこっちゃん 日時 2007 年 6 月 13 日 14:34:33)
スティール代表会見 買収「敵対的ではない」
標的企業からは反発の声
明星食品やブルドックソースなど日本企業に次々と敵対的買収を仕掛けてきた米系投資ファンド、スティール・パートナーズの代表が12日、日本で初めて記者会見の場に姿を見せた。ウォレン・リヒテンシュタイン代表は「我々は誤解されている」などと繰り返したが、自らの投資姿勢の正当性を説くだけに終わった。標的となった企業からは代表の会見に反発の声も出ており、株主総会シーズンを前に「スティール対日本企業」の対決色が一段と強まった。(東直人)
■理解求める
「我々は経営者との関係を重視する長期的な投資家だ」「各地域の文化、慣習にも敬意を払い、地域事情にも沿って行動する」
東京・六本木での記者会見に姿を現した代表は、響きの良い言葉を並べ、日本の経営者や投資家に賛同を求める姿勢を見せた。
大型スクリーンを使って過去に投資した外国企業の株価の上昇ぶりも披露。「我々の資本参加は世界の経営者に歓迎されている。経営陣とともに働き、成功をもたらしたい」と述べた。
今後の日本企業への投資方針については、「良いリターンが上がる見込みがあれば、投資を続けていく」と述べた。投資先としては「手持ちの現金が潤沢な企業や、成熟産業で安定した収益を持つ大企業に注目している」とし、今後も積極的な投資を続ける意向を示した。
■対決姿勢
一方、サッポロホールディングス(HD)やアデランスなどの投資先が相次いで導入した、敵対的買収者の持ち株比率を下げる事前警告型のポイズンピル(毒薬条項)には、「他国なら違法行為で、世界で最悪の防衛策だ」と批判した。
「経営者にはしっかり時間を与え、必要なら協力する。(失敗すれば)責任を取ってもらうが、実績を上げれば見返りを与える」とも述べ、硬軟織り交ぜた姿勢を見せた。
スティールは06年秋から、明星食品を手始めに敵対的TOBを相次いで仕掛けた。最近はブラザー工業などに対する増配要求やアデランスに対する買収防衛策の撤回要求など再び活動を活発化させている。代表がこの時期にあえて公の場に姿を現した背景には、サッポロやアデランスの株主総会で委任状争奪戦に連敗し、日本の株主の賛同を得ないままでは投資活動が十分な成果を上げられないとの焦りがあるとみられる。
■経営参画はせず
しかし、代表の会見は投資家の疑問や懸念に十分応えたものとは言いがたい。
これまでスティールは買収提案を一方的に通告し、日本企業との直接的な対話をしてこなかったことで摩擦を生んできた。会見でも、ブルドックやのこぎりメーカー、天龍製鋸(静岡県)の100%の株取得を目指しながら、経営に参画しない理由について、「経営する暇はない」などと回答するにとどまり、具体的な経営ビジョンなどは示さないままだった。
代表はスティールに向けられた「敵対的買収者」との評にも「敵対的ではなく、未調整と呼んでもらいたい」と反論した。こうした態度に、スティールに対する日本企業の警戒感は強まるばかりで、代表が意図したようには双方の溝は埋まらなかった。
「企業価値下げる」
リヒテンシュタイン代表に対し、企業からは反発の声が出ている。
ブルドックソースは、「(防衛策の是非は)株主総会で株主の判断に委ねる。(ソース事業の)経営経験がないファンドがかかわることになれば、企業価値の毀損(きそん)につながる」との見解を改めて示した。5月の株主総会でスティールとの委任状争奪戦を制して防衛策を導入したアデランスは、「株主の賛同を得た結果だ」とした。
一方、サッポロHDは、スティールがサッポロの買収防衛策に沿って手続きを進めていることもあってか、「これまで通り、ルールにのっとりスティール社からの提案を評価・検討していく。真摯(しんし)な回答を待つ」とするにとどまった。
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(2007年6月13日 読売新聞)