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[ 投稿者:最大多数の最大幸福 ]
「死刑制度」について、現実的な”妥協案”を考えてみました。どうでしょうか?
http://www.asyura2.com/07/idletalk28/msg/138.html
【※要約】
>死刑制度に関して、妥協案を考えてみました。
>裁判所の判決の選択肢としては、現行通り「死刑判決」を存続させる。
>しかし、その刑の執行に際しては、
>「被告」「被害者遺族」双方の承認が必要とするのである。
>つまり、どちらか一方でも「拒否権」を発動すれば、
>「国家による殺人」は回避される。
>ただ、死刑囚側に拒否権を持たせたのでは、
>犯罪抑止力が減少するのではないか?という意見も当然出てくるだろう。
>そこは工夫が必要なところなのだが、普通の「終身刑」というものではなく、
>「一生を被害者遺族のために奉仕させる活動を負わせる終身刑」が良いと思う。
>このようにすれば、犯罪被害者への被害回復にも役立つし、死刑囚にしてみれば、
>「死を免れた代償」として、「一生、被害者遺族の奴隷的存在」になることを意味するから
>相当な「刑罰的効果」は期待できるだろう。
>それに、死刑執行の承認権を、被害者遺族側にも与えているということは、
>「死刑囚」に対して、簡単に「死ぬ権利」を認めないという意味で、
>被害者遺族感情に、今より多くの裁量権があるということである。
>遺族によっては、死刑囚が自ら死刑の執行を望んだとしても、
>「簡単に殺すのは、もったいない」と
> 「一生、奴隷化刑」を強いるような場合も出てくるだろう。
>「国家殺人の回避」「被害者遺族感情の重視」「犯罪抑止力の維持」の
>三方一両得を目指すためには、このような制度に変えざるを得ないのではないか?
>それに、もう一つのメリットとしては、死にたい死刑囚にも、
>死ぬための努力(被害者遺族に死刑執行を認めてもらえるように説得する活動)をした上で
>合意が得られれば、「死ぬ自由」が与えられているという ことである。
>いろいろな立場や考え方の人間が居る中では、是非、検討に値する提案ではないでしょうか?
------------秋吉
全部のケースが当てはまる訳ではないが
死刑は国家による殺人に当るので、最大多数の最大幸福さんの提案では
殺人の罪に対しても 犯罪の直接の当事者同士に、振り当てるという事で
国家が殺人を犯す事態から解放され、しかも生活現場での
実際の犯罪行為に対して、適切な処罰も行なうという事になり
これまでに例をみない新発案であり、感動ものと思います。
・・・・・・・・
死刑の廃止に向けての過度期にきているので
最大多数の最大幸福さんのご意見は、権力による刑の執行という
犯罪行為を逃避?するのに、非常に適切な提案と受け止めました。
社会体制により、人々の生活している社会の器の質は異なりますが
社会の器がもっている可能性が、紡ぎ出している長所の面にともない、
(これまでの時代では)
必然的にその短所というものゝ影響が社会に巣くってしまっている。
その政策の欠点面から生じてくる犯罪は、
政策の及ばない短所の部分の挟間で、翻弄されている人々が
生き延びる為とか、生活の為とか、様々な困難な原因と向き合い
限界を克服しょうとして、犯してしまう犯罪というものが主なものであり
政治体制の問題と無関係ではないと考えられます。
一つの権力的政治体制による政策的欠点面の放置 = 犯罪の発生
犯罪者の発生は、政治力の不足から生じる生命環境的要因が原因と
なって起こる場合が大部分であり、
政治権力は、犯罪者を暖かく更生させる責任はあっても
犯罪者の刑を執行する権利は、無いものと考えられる。
政治力不足の権力が生じさせている各種もろもろの罪人への
処刑の実行は、権力自体が受けている処刑に等しい。
社会的自滅行為(自殺)と同じようなものである。
「社会の器の中の犯罪、その処刑,処罰とは」
政治権力が受けているに等しい罰であり、
死刑の実行は、
政治権力が権力として自殺している行為そのものではなかろうか。
社会の器は、政治体制が作り、政治体制は国民が選択している。
亀井さんという、自民党正統派
( 自民党政権の現況は正統派の後退、改革暴走路線調整中?か )
(戦争反対・死刑廃止・郵政の全面的な民営化は反対という亀井さん)
が現在、野党サイドに身を置いている事については、
日本の未来にも希望が見えているという事の証かと思いますけどね〜。
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